長らく製品デザインに大きな変更が加えられていないiMacが、ついに今年メジャーアップデートを迎える可能性がある。
工商時報が今月21日に、Appleが23インチiMacを投入する計画があることを伝えていたが、それはどうやら事実の模様。Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が、ユーザーからの質問に答える機会を設け、その中で次期iMacについて触れた。
23インチiMacはやはり今年中に登場か
iMacの現在のラインナップは、4K解像度に対応した21.5インチモデルと27インチモデル、そして非Retina解像度の21.5インチモデルの合計3種類が用意されているが、工商時報によれば、新型23インチモデルは上記のうち非Retinaディスプレイ(21.5インチモデル)の置き換えとして用意されるという話だ。
この情報について、BloombergのMark Gurman氏が一部を事実だと伝えている。やはりAppleはiMacの23インチモデルを用意しているとのこと。現在のiMacのラインナップがどのように変化するかは明らかにしなかったものの、少なくとも同シリーズには大規模なアップデートが予定されているという。また、発売時期についても2020年を予想しており、今年中に登場する可能性が高いことを伝えた。
23インチモデルがどのようなデバイスになるのかは現時点では不明だが、AppleがMacBook Proの画面をベゼルを狭くしたことで大型化させた経緯を考えると、iMacにも同様のことを行う可能性がある。工商時報は低価格モデルでこれを行うと伝えたが、もしこれらの情報がすべて正しいのであればAppleは上位の4Kモデルでこの変更を加える可能性も十分に考えられる。
ちなみに先日iPhone SE(第2世代)の発表日を的中させたJon Prosser氏は、iMacの新型モデルについて 「出荷準備はまもなく完了する」 と伝えている。発売は思いのほか近いのかもしれない。
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[ via MacRumors ]