
LINEヤフーは、「Yahoo!天気」アプリに、写真投稿機能を追加した。「みんなの投稿」モードで、ユーザーが空模様や季節の風景を写真で共有できるようになる。
従来は文字での報告が中心だったが、今回のアップデートで直感的に天候や季節感を把握できる。Androidではすでに提供を開始しており、iOSも順次展開予定。10月初旬には全ユーザーが利用可能になる見込みだ。
写真で伝える今の天気と季節感
近年はゲリラ豪雨や猛暑が増え、タイムリーな情報の需要が高まっている。写真投稿機能はそのニーズに応えるもので、大雨や雪などの状況をよりリアルに伝えるほか、夕焼けや虹といった日常のワンシーンも共有できる。
投稿された情報は地図上に表示され、天気の種類や写真の有無によってアイコンが変化するため、周辺の状況を視覚的に理解しやすい。
使い方は簡単だ。「雨雲レーダー」のモード切り替えから「投稿」を選び、カメラやライブラリから写真を追加して送信するだけ。注意事項を確認したうえで投稿できる仕組みになっている。
また、「みんなの投稿」にはテーマ機能もあり、現在は「秋」が公開されている。紅葉や旬の味覚といった写真を投稿でき、閲覧時にはテーマごとにタブを切り替えられるため、天気と季節写真が混ざらず見やすい設計だ。
(画像提供:LINEヤフー)