WhatsApp、Apple Watch向けアプリをリリース。手首で完結するメッセージ体験

Meta傘下のWhatsAppは、Apple Watch向けアプリ「WhatsApp for Apple Watch」をリリースした。本アプリを利用することで、iPhoneを取り出さなくても手首の上でチャットのやり取りが完結できるようになる。

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メッセージも音声も、手首で完結。エンドツーエンド暗号化も健在

「WhatsApp for Apple Watch」では、ユーザーから要望の多かった主要機能を幅広くサポートしている。たとえば、着信通知では誰から電話がかかってきたかを確認でき、長文を含むテキストメッセージも全文をApple Watch上で表示可能だ。

また、これまではiPhoneのデフォルトの機能により通知を受信することはできていたが、同アプリを利用することで受信したメッセージに対する返信も可能に。テンプレート返信や音声入力だけでなく、Apple Watch上で直接メッセージを書くこともできる。

さらに、音声メッセージの録音・送信にも対応。短いリアクションなら、絵文字を使って素早く返信することも可能。移動中や会議中などでスマートフォンを取り出せないシーンでも、より自然なコミュニケーションが可能になりそうだ。

  • 通話通知:iPhoneを見なくても、誰からの着信かをApple Watch上で確認できる。
  • メッセージ全文表示:WhatsAppのメッセージをApple Watchで全文読むことが可能。長文のメッセージでも手首の上でそのまま確認できる。
  • 音声メッセージ:音声メッセージの録音と送信が可能になった。
  • メッセージへのリアクション:受信したメッセージに、絵文字で素早くリアクションを送れる機能を追加。
  • メディア表示の強化:画像やステッカーがこれまでよりも鮮明に表示される。
  • チャット履歴:メッセージ閲覧時に、より多くのチャット履歴を画面上で確認できる。

なお、表示面も改善されており、画像やステッカーがより鮮明に表示される。チャット履歴の表示範囲も広がり、これまでより多くの過去メッセージを一画面で確認できるように。もちろん、WhatsAppの代名詞であるエンドツーエンド暗号化は健在だ。Apple Watch上の個人メッセージや通話も、他者に見られる心配はない。

「WhatsApp for Apple Watch」は、watchOS 10以降を搭載したApple Watch Series 4以降のモデルで利用可能。なお、Metaはユーザーからのフィードバックをもとに今後も継続的なアップデートを行う予定だという。

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(画像:Meta)

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