栄養モニタリング 「Vivoo」 日本上陸。スマホでの試験紙測定で栄養状態を測定、生活習慣を見直すきっかけに

米国発の栄養モニタリングサービス 「Vivoo」 が、ついに日本上陸。本日9月2日より、日本国内でのサービス展開を開始する。

「Vivoo」 は、尿を用いて自身の栄養状態を測定するスマートフォン向け栄養モニタリングサービス。米国Vivosens (ビボセンス) 社が開発したもので、2020年に米国内でサービスが開始されて以来、100カ国以上で25万人に利用されている。

なお、日本では大塚製薬が独占販売権を取得し、Vivosensと共同でサービスを展開するかたち。日本向けの機能も提供する。

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栄養モニタリングサービス 「Vivoo」 国内でサービス開始

本サービスの特徴は、「ストリップ」 と呼ぶ試験紙に尿をかけ、それをスマートフォンのカメラで撮影するだけで、簡単に栄養状態を測定できる点。試験紙の先は、リトマス試験紙のように液体をかけると色が変わる仕組みになっており、変化した色に応じて尿に入っている成分量を計測できる。

従来の輸送型の測定サービスでは、採尿から結果がわかるまで1〜2週間を要しており、前日にどんなものを食べたかなどを思い出しづらく、測定結果から生活習慣の改善へ結びつけるのが難しかった。しかし、「Vivoo」 であれば測定にかかる時間はわずか2〜3分程度。測定結果から生活習慣の改善のためのアドバイスをもらうこともできる。

測定は、専用のアプリを介して行い、測定できる項目は 「水分レベル」 「食塩摂取量」 「酸化ストレス」 「ビタミンC」 「肉/野菜バランス」 「ミネラル」 の6つ。たとえば、前日夜にラーメンをスープまで完食してしまったとしたら、翌日の尿に塩分摂取量が高く出たりする。

大塚製薬は週1回の測定を推奨しており、毎週同じタイミングで計測することで、前週と今週の結果を比較して生活習慣の具体的な見直しに繋げられる。計測した結果はアプリ内に記録され、それまでのスコアの推移をチェックすることが可能だ。

大塚製薬は、本サービスの課題として計測精度を挙げている。計測はスマートフォンのカメラでストリップの色を識別する方式を採用するが、計測の際にストリップにかかる影の具合、照明の色味によって、計測結果にわずかな誤差が生じることがあるという。ただし、大塚製薬によると計測の正答率は現状87%程度で、1段階の誤差を許容範囲とするなら正答率は99.6%になるとのこと。この1段階の誤差は計測結果に大きな違いを生むものではないことから、実際の利用においては十分な精度としている。

なお、生理中でも利用することは可能。ただし、赤血球が多い場合は結果に影響する可能性があることから、出始めの尿ではなく、中間尿を使用することを推奨している。

「Vivoo」 を利用するには、前述の 「ストリップ」 が必要だ。価格は4本入りが2,600円、8本入りが5,200円、12本入りが7,800円 (いずれも税込) 。また、定期お届け便も用意しており、8本入りは4,420円、12本入りは6,240円(税込)。1本あたり最安520円で購入できる。購入は、大塚製薬の公式通販サイト 「オオツカ・プラスワン」 で可能だ。

対応プラットフォームはiOS/Android。アプリのダウンロードは以下から可能だ。

▼ 「Vivoo (ビブー) アプリ」 を各ストアでダウンロードする
iOS版 (App Store)
Android版 (Google Play)

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