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Valve「Steam Machine」発売時期を再検討。部品不足で価格・日程の公開を延期

Valveは、家庭用ゲーム機型PC「Steam Machine」の発売時期と価格発表を延期すると明らかにした。

メモリやストレージを含むPC部品の価格高騰と供給不足が影響しており、当初予定していたスケジュールの見直しを迫られているという。発売自体は「2026年前半」を維持する方針だ。

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部品不足で価格と発売時期を再検討

Valveは公式ブログで、「本来であれば、すでに具体的な価格と発売日を共有できる予定だった」と説明。そのうえで、業界全体で深刻化しているメモリおよびストレージ不足により、コストが急激に上昇していることを理由に挙げた。

「これら重要な部品の入手性の低下と価格上昇により、出荷スケジュールと価格設定を改めて検討する必要がある」としつつも、「3製品すべてを2026年前半に発売するという目標は変わらない」と強調している。

Steam Machineは、2025年11月に発表された新ハードで、Steamライブラリのゲームをリビングルーム向けに快適に遊べる「コンソール型PC」という位置づけだ。同時に、VRヘッドセット「Steam Frame」と新型ゲームパッド「Steam Controller」も発表されている。

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価格は当初想定より高くなる可能性

Valveはこれまで、「同等スペックのPCと同水準の価格になる」としてきた。発表当初は600~800ドル前後との予測も出ていたが、最近のPCパーツ価格の高騰を踏まえると、1,000ドル近く、あるいはそれ以上になる可能性も指摘されている。現時点では、正式な価格や発売日は未定で、すべては推測の域を出ない。Valveが次に情報を更新するまで、ユーザーは待つしかない状況だ。

一方、開発状況については前向きな情報もある。Valveによれば、Steam Frameの開発者向けキットはすでに「限定数」で配布が始まっているとのことで、これは製品が市場投入に近づいていることを示唆している。

また、Steam Machineで検証した多くのゲームは、家庭用ゲーム機と同等の「4K・60fps」で問題なく動作したという。さらに、本体のフェイスプレートはサードパーティ製アクセサリーを公式にサポートする予定だ。

部品不足という外部要因に左右される形となったSteam Machineだが、Valveは計画そのものを後退させる姿勢は見せていない。発売を心待ちにしているユーザーにとっては、「少し遅く、そして少し高くなる」可能性を覚悟する必要がありそうだ。

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(画像:Valve)