VAIO株式会社は、KDDI株式会社の無線WANのビジネスモデル ｢ConnectIN (コネクティン)｣ を自社の法人向け製品に導入する。
｢ConnectIN｣ は、無線WAN機能をノートPCに搭載することで、スマートフォンのようにモバイルネットワークを利用してどこでも通信できるというもの。
KDDIがモバイルネットワークを提供し、メーカーは販売台数に応じた収益分配をKDDIに対して行うことで、メーカー側の初期投資が不要になるというビジネスモデルだ。IT管理者はPCと通信環境を一括で購入できるため、PCと通信環境を1対1で紐づけることができ、管理が容易になる。
本サービスの先行事例としては、日本HPとKDDIが協業で行なったau回線を利用したMVNOサービス ｢HP eSIM Connect｣ がある。4G LTE／5Gに対応し、追加費用なしで無制限のデータ通信が可能なため、ユーザーからも好評を得ていたと聞く。
VAIOは、無線WAN搭載PCについて3G時代から着手しており、すでに法人向けに販売しているPCのうち30％超が無線WANを搭載しているとのことだ。
VAIOは、｢ConnectIN｣ を導入する製品や提供開始日等に関するサービス詳細は、後日改めて発表するとしている。
(画像：KDDI)
