USJ、『呪術廻戦』新4-Dアトラクションを2026年1月スタート。完全新作ストーリーで “呪力” を全身体験

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）は、人気アニメ『呪術廻戦』とのコラボレーションによる新アトラクション『呪術廻戦・ザ・リアル 4-D ～廻る時計台～』を、2026年1月30日から期間限定で開催する。2022年の初コラボに続く第2弾で、前回を上回る没入体験を目指す。

今回のアトラクションは、3D映像に加えて音響・照明、風圧、水しぶきなどを組み合わせた4-Dシアター型のコンテンツ。ゲストは “新人補助監督” として、虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇らと共に任務へ挑む。

舞台となるのは失踪者が続出する古びた洋館。探索の最中に激しい呪術戦が勃発し、そこへ高専時代の五条悟と夏油傑も登場するという、ファンには嬉しい構成だ。

ストーリーは完全オリジナルで、USJ専用に制作されたキャラクターも登場する。空間全体に“呪力”が広がるような演出や、巨大な呪霊との対峙など、物語への没入度を高めるための仕掛けが随所に盛り込まれている。USJは「まるで戦闘の中心に飛び込むような臨場感を体験できる」とアピールする。

アトラクションの開催期間は2026年1月30日〜8月18日で、会場はシネマ 4-Dシアター。また、パーク内の人気コースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」でも『呪術廻戦×ストーリー・ライド』を同期間で実施する。

今回のコラボは『ユニバーサル・クールジャパン 2026』の一環だ。同イベントは、日本発エンタメの魅力を“現実体験”として再構築するUSJのプラットフォームで、アトラクションだけでなくフードやグッズも展開される。USJは「ここだけの超リアル体験を提供する」とし、国内外のファン層のさらなる拡大を狙う。

原作『呪術廻戦』は2024年に連載が完結したが、アニメ第3期「死滅回游前編」が2026年1月8日より放送開始予定で、依然として人気は高い。USJは、今後もイベント情報を追加する予定で、引き続き日本のエンタメIPを武器にした没入型コンテンツ強化を続ける構えだ。