
大容量データを扱う機会が増えるなか、クラウドよりも手軽で、外付けHDDよりもスマートに使えるストレージソリューションを求める声は多い。
そんなニーズに応える形で、海外で注目されていた 「UnifyDrive UT2」 が日本上陸する。スマホサイズでありながら最大16TBの大容量ストレージを搭載できる、ポータブルNAS (ネットワーク接続型ストレージ) だ。
2基のM.2スロットで最大16TBを構築可能なポータブルNAS

「UnifyDrive UT2」 は、本体に2基のM.2 SSDスロットを備え、最大で16TB (8TB×2) のストレージを構築できるポータブルNAS。
ポータブルNASの魅力は、Wi-Fiや有線ネットワークを利用することで、複数のデバイスから同時アクセスできる点。さらに、同製品はバッテリーも内蔵しており外部電源なしでも動作させられるため、電源が確保できない屋外でも使用できるのが魅力だ。ちなみに、対応するネットワークはWi-Fi 6や2.5GbE有線LAN。
UnifyDrive UT2には、独自のOS 「UDOS(UnifyDrive Operating System)」 を搭載していて、Google Drive、Dropbox、OneDriveといった主要クラウドサービスとの自動同期にも対応。オフィスでも出張先でも、データの移行・共有・共同作業をスムーズに行える。
加えて、VPN不要でのアクセスも可能なため、海外からのファイル確認や資料編集も可能。セキュリティと利便性の両立を実現している点も評価されているポイントだ。

内蔵できるストレージは、前述のとおり2基のM.2 SSDスロットで合計最大8TBまで可能。さらに、CFe Type-B/AやSD/microSDなど多彩なメディアスロットを備えているため、ドローン・デジカメで撮影した高解像度データも現場でバックアップ・確認できる。
UT2の心臓部には、最大2.4GHzのクアッドコアCPU、ARM Mali-G610 MC4 GPU、NPUを統合したRockchip「RK3588C」を搭載。HDMIやUSB-C経由で最大8Kに映像出力にも対応している。ストレージ内に保存した動画をテレビやプロジェクターで再生することも可能だ。8GBのRAMと32GBのeMMCフラッシュも内蔵されているため、OSの起動やAI機能の応答も高速だという。

さらに、AIによるデータ管理機能を備える。写真・映像において、顔認識/シーン分類/キーワード検索が可能。膨大なデータから、目的のファイルを迅速に探し出せる。
これらの機能が盛り込まれながらも、本体サイズは170mm x 85mm x21mm、重量は306gとほぼ手のひらサイズ。大容量のストレージを外に持ち出したいと考えているなら、ひとつ便利なソリューションかもしれない。
「UnifyDrive UT2」 は、まもなくMakuakeにて先行販売開始。今なら、事前登録者向けに最大41,530円オフの特典も用意されているため購入検討したい方はぜひ事前登録を。
(画像提供:UnifyDrive)