本日、Appleはデベロッパー向けカンファレンス「WWDC 2016」を開催し、その中で「tvOS」のアップデートを発表した!
発表では新機能がいくつか紹介されたので、1つ1つ詳細をお伝えしていく!
iOS向け「Remote」アプリが一新され、アプリ内で「Siri」を使用可能に
次期「tvOS」では、iOS向け「Remote」アプリが一新され、音声アシスタント機能「Siri」が利用できるようになった。
「Remote」アプリのSiriでは、コンテンツのカテゴリ別の検索はもちろんだが、YouTube内の動画検索や、現在生放送が行なわれているライブ中継などのコンテンツからも検索することができるようになるとのこと。
新機能「シングルサインオン」でラクラク認証
今までは動画配信コンテンツにログインするためには、わざわざリモコンでパスワードをちまちまと入力する必要があったが、事前にiOS端末でログインしている場合、自動的にログイン情報を引き継ぐ「シングルサインオン」機能が追加になる。また、iOS端末と「AppleTV」を連携している場合、iOS端末でアプリをダウンロードした時に、Apple TVにも同時にダウンロードするといったことも可能になる。
メニューを暗いカラーリングにする「ダークモード」が搭載
次期「tvOS」には「ダークモード」が新たに導入される。これは「OS X」にもすでに導入されている機能で、背景を黒基調のデザインに置き換えUIイメージをガラリと変えるものだ。ダークモードが搭載されるからといって何が変わるわけではないが、白基調の背景にウンザリだった人は是非ダークモードにしてみるといいだろう。
その他にも、新「tvOS」ではディズニーなどの新しいライブチャンネルが追加されたり、4つの新コントローラーへの対応も行われ、今後はマインクラフトなどの人気ゲームが遊べるようになるなども予定されているとのこと。
次期「tvOS」は本日からデベロッパー向けプレビュー版が公開となる。すでにプレビュー版は公開されているようなので、デベロッパーの方は是非インストールしていただけたらと思う。そして、気になる一般向けリリースは2016年の秋頃とされている。
正式リリースはまだまだ先にはなるが、Apple TVを持っている人はアップデートを楽しみにしておこう!