『トロピコ７』2026年発売。Xbox Game Passでリリース初日からプレイ可能

政治風刺と都市経営を掛け合わせた人気シリーズ「Tropico」に、新作となる『Tropico 7』がやってくる。Xboxは独ケルンで開催中の「gamescom 2025」のショーケースにて本作を正式に発表。2026年にXbox Series X|S、PlayStation 5、PCで発売することを明らかにした。発売初日からXbox Game Passに対応する点も大きな特徴だ。

プレジデンテの国づくり。2026年に新作再び

「Tropico」シリーズは2001年に誕生し、カリブ海の島国を舞台に、プレイヤーが「プレジデンテ」として国家を治める都市運営シミュレーションだ。単なる街づくりゲームではなく、政治権力の維持、外交、経済政策、そして時に独裁体制の維持といった要素をコミカルに描き、シリーズを通じて政治風刺が色濃く盛り込まれてきた。

前作『Tropico 6』は2019年にリリースされ、複数の島を同時に管理する新要素などで注目を集めた。今回の『Tropico 7』はそれ以来の完全新作となる。発表トレーラーでは、太陽に照らされた島とエル・プレジデンテの姿が映し出されたが、具体的なゲームプレイや新要素についてはまだ明らかにされていない。

本作が発売初日からXbox Game Passに対応することは、シリーズファンにとっても新規プレイヤーにとっても大きなポイントだ。これまで手を伸ばしてこなかったユーザーにとって、追加料金なしでプレイできる機会は魅力的だろう。

詳細は今後の発表を待つ必要があるが、長年のファンにとっても、新規プレイヤーにとっても、シリーズ特有のユーモアと社会風刺が2026年のゲームシーンにどのような形で帰ってくるのか注目される。

(画像：Microsoft)