7月7日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)はPlayStation 5/PlayStation 4向けインディー作品の最新情報をPS Blogで公開。その中で注目の新タイトル『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』の発売日が9月7日(水)に決定したと発表した。
『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』は、2016年に発売したものの、わずか1年でサービス終了となってしまったPS4タイトル『トゥモロー チルドレン』のリバイバル版。サービス終了後も多くのユーザーから復活が望まれてきた作品だが、そのローンチ日が2022年9月7日(水)に決定した。
本作の舞台は、冷戦下の社会主義国家を彷彿とさせる架空の世界で、全人類の心をひとつにする実験が失敗した “別の未来” が描かれる。
文明の復活は、ボイドの深くまで潜れる生命体 「プロジェクションクローン」 の手に委ねられる。プレイヤーはプロジェクションクローンのひとりとして、オンライン上の他プレイヤーと協力しながら、様々な “労働” に励みながら生存する人類を探すことが使命とされる。
『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』にはオリジナルにはなかった機能・コンテンツがいくつか追加される。
- 新しい詳細なチュートリアルで模範的な市民になる方法を解説
- 数々の新デザインが施された40以上の島々
- すべてのオリジナルの島に新要素を加えてリニューアル
- モノリスを使って島を変貌させ、隠された秘密を解明
- シングルプレイのオフラインモードでもAIキャラクターを利用可能
- 町の発展をサポートするAIキャラクターをオフラインとオンラインどちらでも動員可能
- AIキャラクターの優先順位を指示し、修理、資源収集、町の防衛を実行
- 各プレイヤーがひとつずつ町を担当
- パーティーコードを使って友人を自分の町に招待
- グラップリングフックで未踏の高所に到達
- 数々の新しい村人デザイン
- 新しいEVステーションで車両を充電
- 新しいライティングとカラー設定
- ボイドの新たな力を駆使した、危険なエリアでの瞬間的かつ簡単な移動
- 新しいコスチュームやバッグをアンロックしてカスタマイズ
- バス停にVoidKa自動販売機が登場
- インベントリでバッグのアイテムの上に保有資源を表示
- 新たなトロフィーの追加
- プレイヤーの可視性が向上し、協力がいっそう簡単に
- タッチパッドを上にスワイプして、他のプレイヤーに感謝
- オフラインの状態でも、他のプレイヤーの家にプレゼントを配置
- キャンプを張り、テントのリスポーン地点を他プレイヤーと共有
- マトリョーシカ人形が泣くようになったことで、居場所がわかりやすく
- 旅に役立つヒントやヘルプを多数追加
- ゲーム内の全要素の大幅なバランス調整と、すべてのツールのデフォルト使用率が増加
- 町を永遠に発展させ続けられるようになり、人口の節目にはさらに多くのリワードを獲得
- それぞれの島に名称を付与
- 町の住人が新しいデザインの家を建築可能に
グラップリングでより高い位置に瞬時に移動できるようになるほか、フレンドと一緒にプレイしやすくなるパーティーコードシステムが導入されるとのこと。パーティーコードはいつでも変更でき、選んだ人に対してアクセスを制限したり、開放したりできるという。また、ホストは、間違って入れてしまったプレイヤーを追放することも可能だ。
また、オリジナルはオンライン専用タイトルだったが、本作からは以前から要望のあったオフラインプレイにも対応。AIキャラクターとともにボイドを探索できるシングルプレイモードが実装され、AIキャラクターたちは、建物の修理や資源の運搬を手伝ったり、砲台やミサイル発射機で町を守ったり、町の人がお腹を空かせているときには木を揺すってリンゴを取ったりしてくれるという。警察署にて、それらの優先度を設定することも可能。
オンラインプレイ時にもAIキャラクターをリクエストすることで、自分の町にフレンドが来るのを待つ間にAIキャラクターのチームワークを利用してゲームを進行できる。なお、本作は外部サーバーに依存しないためオンラインプレイにおいても長く遊ぶことができるという。
『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』の販売価格は4,000円(税込)。発売から2週間は、早期購入特典が用意されるとのことだ。
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(画像:キュー・ゲームス)