
IoT・スマートホーム製品を展開するSwitchBotは、同社IoTハブシリーズの最新モデル「SwitchBot ハブ3」を2025年5月16日に発売した。
これまでのハブ製品の集大成とも言えるフラッグシップモデルで、赤外線・Bluetooth・Wi-Fiに加えて、Matter対応や環境センサー、ダイヤル操作など多くの新機能を搭載する。価格は16,980円(税込)で、発売記念として3,500円引きの13,480円(税込)で販売する。
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赤外線家電からMatterデバイスまでカバーするスマートリモコン

ハブ3は、従来の赤外線家電に加え、SwitchBot製品やFire TV、Apple TV、Android TVの操作にも対応。さらに、スマートホームの共通規格「Matter」にも対応し、最大30台のSwitchBot製品をMatter経由で操作できる。また、他社製Matterデバイスもハブ3から制御可能となっており、SwitchBotエコシステムの中枢としての柔軟性が向上している。

物理的な操作性も重視されている。新たに搭載されたダイヤル「Dial Master」を回すことでエアコンの温度を1℃単位で調節したり、照明の明るさを10%刻みで変えることが可能。「外出」「帰宅」「シアター」など任意のシーンをワンタッチで実行できるカスタムボタンも4つ搭載されている。

音声操作やリモートアクセスにも対応しており、Apple Watchやスマートフォンからの遠隔操作、スマートスピーカーを通じた音声コマンドも利用できる。


ハブ3には、温度・湿度・照度の環境センサーに加えて新たに人感センサーを搭載。在宅状況や室内環境をリアルタイムで把握し、自動でエアコンや加湿器を制御するなどのオートメーションが実現可能だ。
さらに、位置情報を利用した「手ぶらオートメーション」により、帰宅時にエアコンや照明が自動で起動するなど、利便性と省エネを両立する仕組みも取り入れられている。
- 製品名:SwitchBot ハブ3(型番:W7202100)
- 本体サイズ:126×94×38mm
- 重量:190g(梱包重量:510g)
- 接続:2.4GHz Wi-Fi / Bluetooth Low Energy
- 対応出力:USB Type-C(5V/500mA、CO2センサー用)
- 赤外線送信範囲:最大30m
- 動作温度範囲:-20℃〜65℃
- 温湿度センサー精度:±0.2〜0.4℃、±2〜3%RH
- 付属品:電源アダプター、スタンド、ネジ、センサーケーブルなど
- 認証:TELEC
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次世代モデル「SwitchBot AI Hub」も予告

なお、SwitchBotは今後登場予定の次世代モデル「SwitchBot AI Hub」を予告している。AI技術を活用することで、さらなるスマートホーム体験の向上が期待される。
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(画像:SwitchBot)