
IoT・スマートホーム機器を展開するSWITCHBOTは10月22日、対応カメラにAIによる映像認識やクラウド保存機能を追加できるサブスクリプションサービス「AIガードプラン」を大型アップデートした。
今回の更新では、登録した人物を名前で識別する顔認識機能と、玄関先などに置かれた荷物を検知する機能を追加したほか、検知した場面の画像をプッシュ通知に表示できるようになった。カメラに映った出来事を把握しやすくし、録画の確認やスマートホーム機器との連携をより便利にする。
顔認識機能では、家族やよく訪れる人の顔をあらかじめ登録しておくと、カメラの映像と照合し、該当する人物が映った際に名前を通知やAIによる説明文に表示する。
たとえば、外出中に娘が帰宅して玄関に映ると、そのことを名前付きの通知で確認できる。登録した人物が映った録画を一覧で確認することもできるため、特定の人物がいつ訪れたのかを調べたいときに、録画を一つずつ再生して探す手間を減らせる。
画像付きプッシュ通知では、AIによる出来事の説明文とともに、検知した場面の画像を通知画面に表示する。たとえば、配達員が玄関前に荷物を置いた場合、画像と「配達員が玄関前に荷物を置きました」といった説明を確認できる。アプリを開いて録画を再生する前に状況を把握できるため、すぐに詳しく確認すべき出来事かどうかを判断しやすい。
荷物検知機能は、カメラが荷物を検知したことをきっかけに、プッシュ通知などのオートメーションを実行できる機能だ。荷物の到着を知らせるだけでなく、検知したイベントをほかのSwitchBot製品の動作につなげられる。ただし、撮影環境や荷物の形状、設置場所などによって、検知結果が実際と異なる場合がある。
「AIガードプラン」には、このほかにも録画の検索や日々の出来事の振り返りに役立つ機能がある。「AI映像検索」は、「黒い服の人」「白い車」など、探したい内容を言葉で入力すると、関連する録画を検索できる機能だ。長時間の映像を順番に見返すことなく、目的の場面を探せる。「AIまとめ」では、その日に検知された主な出来事をAIが時間順に整理するため、1日の様子を一覧で振り返れる。
また、「AIオートメーション」では、AIが検知したイベントを条件にして、SwitchBot製品を自動で動かす設定が可能だ。たとえば、夜間に玄関前で人物を検知したら、対応する照明を点灯させ、スマートフォンに通知を送るといった使い方ができる。照明の操作には、対応機器と事前のオートメーション設定が必要となる。
今後は、ウルトラプラン向けに「ストーリーサマリー」の提供も予定している。同じカメラで一定時間内に記録された関連イベントをAIが整理し、出来事の経過を一つの要約にまとめる機能だ。個々の検知結果を別々に確認するのではなく、関連する出来事を一連の流れとして把握できるようになる。
AIガードプランは、利用できる機能やカメラの台数に応じて「ベーシック」「プラス」「ウルトラ」の3プランを用意する。
ベーシックプランは、30日間のクラウド保存と、ペット・車両のAI認識に対応。プラスプランでは、AI通知、AI映像検索、AIまとめに加え、今回追加された顔認識、荷物検知、画像付きプッシュ通知を利用できる。ウルトラプランは、プラスプランの機能をカメラ10台まで利用できるプランで、今後はストーリーサマリーにも対応する予定だ。
初めてAIガードプランを契約するユーザー向けには、カメラ1台用のプラスプランを初月無料で試せるキャンペーンも実施する。30日間のクラウド保存をはじめ、顔認識や荷物検知、画像付きプッシュ通知、AI映像検索などを利用できる。
対応製品は、「屋外パンチルトカメラ5MP」「スマートテレビドアホン」「見守りカメラPlus 3MP」「見守りカメラPlus 5MP」の4製品。
屋外パンチルトカメラ5MPは、500万画素の映像と360度の首振り機能を備え、玄関先や駐車場、庭など広い範囲を見守れる屋外向けカメラだ。スマートテレビドアホンは、室内モニターとスマートフォンの両方から来客対応や玄関前の見守りができる。
室内向けの「見守りカメラPlus 3MP」は300万画素、「見守りカメラPlus 5MP」は500万画素の映像に対応し、家族やペットの様子を確認できる。
(画像:SWITCHBOT)
