Appleによると、「Swift」の次期メジャーバージョンとなる「Swift 3.0」のデベロッパープレビューが近日公開されることが明らかになった。
Swift
2014年のWWDCでAppleが発表した「iOS」用アプリや「OS X」用アプリを開発するためのプログラミング言語。プログラミング言語としても評価が高い。
2014年のWWDCでAppleが発表した「iOS」用アプリや「OS X」用アプリを開発するためのプログラミング言語。プログラミング言語としても評価が高い。
「Swift」公式ブログでは、「Swift 3.0」のデベロッパープレビューである「swift-3.0-preview-1-branch」が現地時間の5月12日(日本時間5月13日)にリリースされ、その後4~6週間毎にアップデートが行われていくことが明らかになっている。正式リリースは2016年の後半を予定しているとのこと。
「Swift 3.0」では、言語仕様や標準ライブラリなどに大きな変更が加えられるため、「Swift 2.2」とは互換性が失われるようだ。
また、現段階ではまだ開発の初期段階だが、クロスプラットフォームなパッケージの作成・配布を可能にする「Swift Package Manager」が新たに準備されるとのこと。
ちなみに、「Swift 3.0」の変更内容についてはこちらから確認することができるため、開発に携わっている人は一度目を通しておくと良いだろう。
2年前の「WWDC 2014」で発表された「Swift」だが、今回発表された内容によると、来月開催される「WWDC 2016」では新バージョンはリリースされない模様。おそらく時期的に次期「OS X」が正式リリースされる頃に同時にリリースされると思われる。
[ via CodeZine ]