9月8日、AppleのCEOティム・クック氏は故スティーブ・ジョブズ氏の功績を讃えるアーカイブ 「Steve Jobs Archive」 を開設したとツイートした。
「Steve Jobs Archive」 は、スティーブ・ジョブズ氏の友人や家族たちが開設したアーカイブサイト。ジョブズ氏の妻であるローレン・パウエル・ジョブズ氏が同日開催されたCode Conferenseにて同アーカイブの開設を発表した。友人には現Apple CEOのティム・クック氏や、Appleの元CDOでインダストリアルデザイン担当者を務めていたジョニー・アイブ氏も名を連ねる。
ティム・クック氏はツイートで、「スティーブの遺産は、私たちの会社、そして私たちが生み出す製品とサービスに生き続けています。スティーブ ジョブズ アーカイブは、あらゆる人の可能性を刺激する場所として作成されました。」 と語っている。
アーカイブには、ジョブズ氏が2010年9月2日に自分自身に宛てて送信したメールが掲載されている。
I grow little of the food I eat, and of the little I do grow
I did not breed or perfect the seeds.
I do not make any of my own clothing.
I speak a language I did not invent or refine.
I did not discover the mathematics I use.
I am protected by freedoms and laws I did not conceive
of or legislate, and do not enforce or adjudicate.
I am moved by music I did not create myself.
When I needed medical attention, I was helpless
to help myself survive.
I did not invent the transistor, the microprocessor,
object oriented programming, or most of the technology
I work with.
I love and admire my species, living and dead, and am
totally dependent on them for my life and well being.
Sent from my iPad
さらに、メールの文面の下には、彼の名言が並べられており、それぞれをクリックすると関連動画に飛ぶことができるようになっている。
サイトの最下層には、「過去への敬意と未来への興奮を胸に、スティーブ・ジョブズ・アーカイブは、人々が自ら貢献するためのツールと機会を提供します。私たちは、スティーブの価値観を反映したプログラム、フェローシップ、コレクション、パートナーシップを構築し、彼の可能性の感覚を未来に伝えていきます。」 とし、サイトを開設した目的等が記されている。
なお、このアーカイブはスティーブ・ジョブズ氏の歴史的資料のレポジトリとして機能し、いくつかはまだ公開されたことのないものであるという。今後追加するコンテンツやプロジェクトもあるとのことで、さらなる詳細は今後数ヶ月以内に発表されるとのことだ。
同アーカイブサイトの開設とともに、公式Twitterアカウントも開設されている。興味のある方はぜひフォローを。
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(画像:Apple)
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