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AppleがiPhone XS向け「Smart Battery Case」を発売予定 初のワイヤレス充電に対応か

バッテリー内蔵型iPhoneケースの「Smart Battery Case」。しばらく姿を見せていなかった同ケースが、久しぶりに復活する可能性があることがわかった。

AppleはiPhone XSなどの最新iPhone向けに「Smart Battery Case」を発売することを計画している。

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Smart Battery CaseがiPhone XS向けに登場か

これは9to5Macの記者であり、開発者でもあるGuilherme Rambo氏が、先月16日に開発者向けに公開された 「watchOS 5.1.2 beta 2」の中から、「Smart Battery Case」を装着したiPhoneの画像を見つけたことから発覚した。

上記が発見された画像と旧型と新型を比べたものだが、注目していただきたいのは”顎”の部分。旧型はケースの下側が大きく出っ張っているのに対して、新型は出っ張りがなく、iPhoneの形状に沿った形となっている。

デザイン変更の理由はまだ明らかになっていないが、この画像から 「新型ケースはワイヤレス充電に対応しているのでは」 と筆者は勝手に推測する。

そう思う理由を説明する前に、そもそも「Smart Battery Case」について詳しくない方もいると思うので、同ケースについて少し解説をしておきたい。

Smart Battery Case」は、バッテリーを内蔵したiPhoneケース。ケースにLightningコネクタが搭載されており、それをiPhoneに接続した状態でケースに装着することで、内蔵バッテリーからiPhoneに電源を供給することができる。このバッテリーを使用することで、以前のモデルではiPhoneのバッテリー駆動時間を85%ほど増やすことができた。見た目は少しかっこ悪いと言われたりもするが、実用性があるため、一部のユーザーから人気のケースとなっている。

しかし、このケースの難点は”顎”が大きいこと。”顎”が大きな理由は、かなり単純で「Smart Battery Case」自体を充電するため、Lightningポートを配置する必要があるから。この顎のせいで、iPhoneのサイズが肥大化してしまう。

しかし、今回発見された画像を見る限り、この問題を解決することができたのかもしれない。

その方法は、ワイヤレス充電を駆使するというもの。バッテリーケース背面にワイヤレス充電機能を搭載することで、ワイヤレス充電器の上に乗せることでケース内蔵バッテリーを充電できるだけでなく、iPhoneのバッテリーにも電源供給が可能だ。

「Smart Battery Case」はiPhone 7向けモデル以降、新型モデルが登場していなかった。その理由はiPhone 8/X以降の端末はワイヤレス充電に対応したためだと思われる。「Smart Battery Case」を装着すると、iPhoneの機能の一つであるワイヤレス充電を失ってしまうからだ。

その問題を新型モデルでは解決できた可能性がある。しかも小型化することができたのであれば、今まで以上に魅力的な製品となる可能性があり、筆者のように端末サイズが大きくなることを避けていたユーザーを惹きつけることができるかもしれない。

まだ正式に発表されていないため、本当に発売するかどうかは不明だが、秘密裏に開発されている証拠が出てきたことから、これは期待せざるを得ないだろう。続報に期待したい。

ちなみに、新型「Smart Battery Case」はiPhone X/XS向けに販売されることはほぼ確実と思われるが、iPhone XS MaxやiPhone XR向けに販売されるかどうかは現段階では分かっていない。

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