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Samsung、「Galaxy S7」発売と同時にソフトウェアに力を入れる方針へ

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2016年に「Galaxy S7」を発売予定のSamsungだが、この端末の発売と同時に、ハードウェアの性能を重視する方針からソフトウェア重視のスマートフォンづくりに方針を変更するとのことが明らかになった。

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今後もAndroid市場で生きていくための戦術か

先月、アナリストBen Bajarin氏が「5年後にSamsungはスマホ市場から撤退する」という予想を発表し、「今後もAndroid市場で生きていくためには自社OSを開発するしかない」という持論を展開していたが、まさにその通りだとSamsungも考えていたのかもしれない。

実際に「Galaxy S7」の外見は「Galaxy S6」と比べて、SDカードスロットが復活する以外の大きな変更はないとされているものの、同社が開発したウィジェット「Touch Wiz」のUI(ユーザー・インターフェイス)とUX(ユーザー・エクスペリエンス)に大きな変更が加えられるとのこと。

特にこの「Touch Wiz」に関しては、GoogleでAndroid OSの開発に携わっていたエンジニアを引き抜いてまで開発を進めているとのことなので、Samsungがいかに力を入れているかよく分かる。

また、今回の方針の変更を持って、最終的にはAppleのiOS超えをも目指すとのこと。

最近業績があまり振るわないSamsungだが、今回の決断がBajarin氏の予想を覆し、巻き返しをはかるきっかけとなるのだろうか。Samsungの今後に注目だ。

[ via G for Games ]