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Apple Watch Series 5のプロセッサS5、前モデルのS4とほぼ性能は同じであることが判明

「Apple Watch Series 5」 に搭載されているプロセッサ 「S5」 は、先代の 「Apple Watch Series 4」 に搭載されていた 「S4」 と同じものであることが海外デベロッパーから報告されている。処理性能は向上していないことがApple公式サイトの表記から分かっていたが、改めてそれが確認された形だ。

これを報告しているのは海外の著名デベロッパーSteve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 氏。彼はXcodeの中から、Apple Watch Series 5に搭載されているプロセッサに関する項目を見つけ出した。

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「S5」 プロセッサの性能は 「S4」 とほぼ同じ

同氏の報告によると、「Apple Watch Series 5」 に搭載されているプロセッサ 「S5」 は、「Apple Watch Series 4」 に搭載されていた 「S4」 と同じ世代のCPU・GPUになっているとのこと。つまり 「S5」 のパフォーマンスは先代から改善されているわけではないということになる。

とはいえこの事実、実はApple公式サイトに書かれていることだったりする。

Apple Watchの各モデルを比較するページに行くと、Apple Watch Series 5とSeries 3を比較することが可能なのだが、このページをよく見ると 「Apple Watch Series 5」 に搭載されている 「S5」 は、Apple Watch Series 3に搭載されている 「S3」 からパフォーマンスが2倍になっていると表記されていることが確認できる。

そして昨年発売した 「Apple Watch Series 4」 についてだが、こちらも 「S3」 に比べてパフォーマンスは2倍との表記。このことから、「S4」 と 「S5」 は 「S3」 に比べて性能は2倍。つまり、性能はほぼ同じということになる。

処理性能が変わっていないことがわかったが、ここでひとつ気になるのは省電力性はどうなっているのかということ。もし同じ世代のプロセッサが搭載されているのであれば消費電力はほとんど変わっていないはず。

しかし、「Apple Watch Series 5」 は画面の常時点灯機能に対応したにも関わらず、バッテリー持ちは先代からほぼ変わっていない。「S5」 は消費電力を改善したプロセッサであることが予想されているが、そのあたりの詳細は現時点では分かっていない。

ちなみに 「Apple Watch Series 5」 は、ストレージ容量が従来の16GBから32GBに増量されたことがわかっている。楽曲などより多くのデータを保存しておけるようになったため、アウトドアスポーツなどでより一層役立つことになりそうだ。

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