
ゲーミングデバイスメーカーのRazerは、PCゲームをiPhoneやiPad、Androidデバイスに直接ストリーミングできるプラットフォーム 「Razer PC Remote Play」 を正式リリースした。
同アプリを利用することで、自宅のゲーミングPCで動作するゲームを、外出先でスマートフォンやタブレットにストリーミングし、プレイできる。対応デバイスは、iPhoneやiPad、Androidスマートフォン、ハンドヘルドPCなど。
PCゲームをスマホなどに直接ストリーミングできる 「Razer PC Remote Play」 正式リリース
これまでにもSteam LinkやMoonlightといったリモートプレイの選択肢は存在していたが、「Razer PC Remote Play」ではゲームのストリーミング元となるRazer独自のWindowsアプリ 「Razer Cortex」でゲームタイトルをまとめて管理できる機能を提供する。また、各モバイルデバイスの画面解像度に最適化するように設計されており、画面いっぱいを使用してゲームをプレイすることが可能だ。
正式リリースにあわせて対応機種がサポートするすべてのゲームパッドへの対応も行われた。マウスやトラックパッドなどのポインティングデバイスもサポートする。
対応するゲームプラットフォームは、SteamやEpic Games、Xbox PC Game Pass。通信環境は、最低で15Mbps、推奨としては30Mbpsが必要とされる。
利用する際には、Windows PCにRazer Cortexをインストールした上で、スマートフォンやタブレットにRazer NexusとRazer PC Remote Playをインストールする必要がある。なお、最初のペアリングの際には、PCとモバイルデバイスが同じネットワーク上にある必要があるが、その後はセルラーネットワークや他のWi-Fiネットワークでも使用可能だ。
▼ 「Razer PC Remote Play」 を各ストアでダウンロードする
(画像:Razer)