楽天モバイルは、現在販売中のSamsungの折りたたみスマートフォン 「Galaxy Z Flip4」 の大幅値下げを発表した。
全国の楽天モバイルショップもしくは楽天モバイル公式サイトで 「Galaxy Z Flip4」 を購入すると、製品価格が50,300円値下げされる。楽天モバイル公式サイトで購入した場合は89,500円で購入でき、「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」 を利用すれば最安44,736円で購入できる (価格はいずれも税込) 。
また、楽天モバイルの回線を同時に申し込むことで6,000ポイント還元、初めての回線契約の場合はさらに3,000ポイントが追加で還元されるため、ポイント還元分も含めるとかなりお得に 「Galaxy Z Flip4」 を購入できることになる。
Galaxy Z Flipシリーズは、今年9月に最新モデルの 「Galaxy Z Flip5」 が登場しているが、最新モデルにこだわらない人は楽天モバイルでの購入を検討してみてはどうだろうか。
ちなみに、「Galaxy Z Flip4」 の値下げはGalaxy Harajukuでも10月11日より実施される。価格は楽天モバイルと同じく89,500円(税込)。
「Galaxy Z Flip4」 とは
「Galaxy Z Flip4」 は縦折り式の折りたたみスマートフォンで、「Galaxy Z Flip3 5G」 の後継モデルにあたる。
ヒンジやフレームなどをスリムにしたことで先代モデルよりもわずかに小さくなっており、より持ちやすく洗練されたデザインに。本体の防水性能は、引きつづきIPX8となっている。
本体のフレームとヒンジにはアーマーアルミニウム(アルミ合金)が、本体外側のカバーディスプレイとリアガラスにはGorilla Glass Victus+が使用されており、全体的に落下に対する耐久性が向上した。
本体を開いたときの画面サイズは先代モデルと同じ6.7インチ。リフレッシュレートは従来の10〜120Hzから1〜120Hzになっており、画面を動かしていないときのバッテリー消費がより軽減されている。
画面には20万回の開閉テストに耐えられる超薄型ガラスが使用されているほか、画面保護フィルムも浮き上がりにくいように強化されたものが使用されたことで、先代モデルよりも剥がれにくくなっている。
本体外側のカバーディスプレイは1.9インチと先代モデルからサイズは変わらないものの、カスタマイズできるグラフィックの種類が従来よりも増加し、さらに撮影した動画15秒を設定できるようになったことで、カスタマイズ性が向上した。
また、カバーディスプレイはカスタマイズが豊富になっただけでなく操作性も向上。本体を開くことなく様々な操作ができるようになっている。
背面カメラは、1,200万画素(f/2.2、視野角123˚) の超広角レンズと、光学手ぶれ補正に対応した1,200万画素(f/1.8、視野角83˚)の広角レンズのデュアル仕様。
広角カメラは先代モデルと画素数は変わらないものの、65%明るく撮影できるようになったことで、昼夜問わず鮮明な写真が撮影できるようになった。フロントカメラは、1,000万画素(f/2.4、視野角80˚)のシングル仕様。ちなみに 「Galaxy Z Fold4」 のようなアンダースクリーンカメラにはなっていない。
「Galaxy Z Flip4」 は、本体を折りたたんだ状態でカメラを使用することで、高性能な背面カメラを使ってセルフィーを撮影できる 「クイックショット」 が利用できるのが大きな特長だ。
このクイックショット時に、従来まではカバーディスプレイに写真の一部だけがプレビューとして表示され、全体を確認することができなかったが、今回からカバーディスプレイをダブルタップすることで、あらかじめ設定したアスペクト比でプレビューを表示できるようになった。アスペクト比は1:1/4:3/12:9から選ぶことが可能だ。
「Galaxy Z Flip4」 は、画面を半分だけ折りたたんだ状態(90°)で、本体をテーブルなどに置いて使用する 「フレックスモード」 が搭載されている。
フレックスモードでは上側の画面を触るとグラグラと本体が揺れてしまって操作しづらいことがあったが、今回の 「Galaxy Z Flip4」 では下画面で操作できる 「フレックスモードパネル」 が搭載。ポインターが上画面に表示され、下画面をタッチパッドのように使って操作できるようになった。
搭載SoCは、4nmプロセステクノロジーを採用するQualcommのオクタコアチップセット 「Snapdragon 8+ Gen 1」 となり性能が向上するほか、機械学習特化のプロセッサNPUの性能も53%向上。国内販売モデルはRAM容量が8GB。ストレージ容量が128GBだ。
ネットワークは4Gのほか5Gをサポート。5Gはサブ6GHz帯とミリ波帯の両方に対応する。SIMは、eSIMとNano SIMカードスロットのそれぞれ1基ずつで構成されたデュアルSIMに対応。国内販売モデルはおサイフケータイに対応し、タッチ決済などが利用可能だ。
カラーラインナップは、楽天モバイルではボラパープル/グラファイトの2色が取り扱われている。
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(画像提供:サムスン電子ジャパン)