現地時間2月6日、アクションカムのGoProは同社が手がける 「Quik」 アプリのmacOS版を公開した。Mac App Storeよりダウンロードが可能になっている。
macOS版 「Quik」 アプリが登場
「Quik」 は、GoProのアクションカメラとスマートフォンなどのデバイスを連携するアプリケーション。スマートフォンからリモートでGoProで撮影したり、撮影した写真や映像を取り込んだりできるほか、映像や写真の編集機能も搭載している。
また、GoProカメラを持っていない場合でも写真・映像を取り込むことで、写真・映像の編集をすることが可能だ。利用料金は無料。GoProのサブスクリプションに加入せずとも利用することができる。
一方で、GoProサブスクに加入するユーザーの場合は、撮影後にカメラからクラウドへ自動アップロードする機能、無制限のクラウドストレージ、ハイライトビデオの自動作成とスマートフォンへの送信、直感的に使えるクラウド編集およびメディア管理ツールといった特典を利用できる。特に、動画の無制限のアップロードは他のサービスにはあまりない便利な機能なので、動画を撮影する機会の多いユーザーはGoProサブスクに加入すると良いだろう。
GoProサブスクは、「Premium」 「Premium+」 の2種類が用意される。従来のプラン 「GoProサブスクリプション」 の上位プランとして 「Premium+」 が用意されることになったのにあわせて、既存プランに 「Premium」 の名称が付与されたかたち。
また、Quikユーザー向けに 「Quikサブスクリプション」 というプランも年額1,080円で提供されている。こちらは自動編集機能や、複数のビデオフィルター、編集テーマ、オリジナル音楽トラック、著作権フリーのプレミアムトラックなどが特典として利用できるプランになる。
それぞれのプランの特徴は以下 (価格はいずれも税込) 。
GoPro Premium (旧:GoProサブスクリプション)
従来の 「GoProサブスクリプション」 につけられた新名称。新規登録時は3,000円で、更新時は年額6,000円で利用可能。
- GoProで撮影したコンテンツを保存できる容量無制限のクラウドストレージ ※1
- GoProコンテンツ以外を保存できる25GBのストレージ ※2
- モバイル / デスクトップ版Quikで編集内容を同期
- カメラの交換保証 ※3
- GoPro.comでアクセサリーが最大50%オフ ※4
- GoProの次回購入で使える$100割引 (メーカー希望小売価格$399以上、年間登録の更新が必要) ※5
- クラウドへのコンテンツ自動アップロード、デバイス間での編集内容の同期
- ハイライトビデオの自動作成とスマートフォンへの送信
- メディア管理ツールの有料機能
- GoPro.comや一部のSNSへのライブストリーミング
- GoProのプロアスリートやコンテンツクリエイターによる、サブスクユーザー限定のバーチャルセッション
- GoProアワードでの賞金額が倍増 (写真で$500、ビデオで$1,000)
※1 容量無制限のクラウドストレージは、GoProデバイス (Fusionは対象外) で撮影したコンテンツのみが対象。対応デバイスはこちら。
※2 GoPro以外で撮影したコンテンツは、こちらに記載されたファイル形式でのみ保存可能。
※3 カメラの交換は同一モデル (HERO8 以降) で年2台が上限 (手数料あり) 。こちらの国々に限り利用可能。
※4 gopro.comでの購入にのみ適用。 一部対象外のアクセサリーあり (詳しく見る)。1年間のサブス
クリプションにつき最大10アイテムが上限。
※5 gopro.comで購した商品にのみ適用。
GoPro Premium+
上級クリエイター向けの新たなサブスクリプションプラン。既存のGoProサブスクユーザーは6,000円でアップグレードできるほか ※6、新規登録および更新時は年額16,000円で利用できる。Premiumの全特典に加えて以下が含まれる。
- HyperSmooth Pro ビデオブレ補正
- GoProコンテンツ以外に使える最大500GB のクラウドストレージ ※2
※2 GoPro以外で撮影したコンテンツは、こちらに記載されたファイル形式でのみ保存可能。
※6 アップグレードのプロモーション価格は、サブスクリプションをgopro.comで購入したGoProサブスクユーザーのみが対象。
Quikサブスクリプション
年額1,080円で利用可能。GoProを使わずスマートフォンでビデオを撮影し、Quikモバイルアプリで編集したいユーザー向けのプラン。このプランには以下が含まれる。
- パワフルでシンプルなモバイル編集ツールの有料機能すべて
- 自動編集
- 47種類の写真 / ビデオ用フィルター
- 15種類の編集テーマ (Urban、Memory、Travel、Glitch など)
- 300曲以上のオリジナル音楽トラック
- 150曲以上の著作権フリープレミアムトラック
なお、今回macOS版が公開された 「Quik」 アプリだが、年内にはWindows版の提供を予定しているとのことだ。
(画像提供:GoPro)