“Project Q” の正式名称は｢PlayStation Portal｣。2023年内に29,980円で発売

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8月23日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは今年5月に発表したハンドヘルドデバイス “Project Q” の正式名称を｢PlayStation Portal リモートプレーヤー｣に決定したと発表した。

価格は29,980円(税込/米国では199.99ドル)。2023年内に発売予定。近日中に予約受付を開始する。

“Project Q” の正式名称が｢PlayStation Portal リモートプレーヤー｣に決定、年内に発売

｢PlayStation Portal｣は、Wi-Fi環境を利用しPS5タイトルをストリーミングでプレイできるハンドヘルドデバイス。

8インチのHD画面 (1080p / 60fps)を｢DualSense ワイヤレスコントローラー｣で挟むような形状になっていて、両サイドに搭載されたコントローラー部分は｢DualSense ワイヤレスコントローラー｣に搭載されているすべてのボタンと機能を搭載しているという。もちろん、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックも利用できる。

なお、本デバイスでゲームをプレイするには、PS5にゲームタイトルをインストールしている必要がある。つまり単独で動作するデバイスではなく、あくまでPS5を所有するユーザーが場所を選ばず遊べる拡張型デバイスとして提供されることになる。ベッドで横になりながらプレイしたり、PS5を置く部屋とは別の部屋でプレイできることが想定される。

ちなみに、PlayStation VR2のゲームや、｢PlayStation Plusプレミアム｣のクラウドストリーミングによるゲームプレイには対応しない。

3.5mmオーディオ端子で有線接続が可能なほか、ワイヤレスイヤホン｢PULSE Elite｣｢PULSE Explore｣を接続することも可能だ。

発売は2023年内を予定している。価格は29,980円(税込)で、近日中に予約注文に関する情報を発表する予定だ。