Apple傘下のオーディオメーカーBeatsは、ワイヤレスイヤホン 「Powerbeats3 Wireless」 の後継機種となる 「Powerbeats4 Wireless」 を近く発売するつもりのようだ。
昨日リリースされた 「iOS 13.3」 において、「Powerbeats4 Wireless」 に関連するとみられる文言が発見されたことを海外メディア9to5Macが報じた。
「Powerbeats4 Wireless」 が登場か
9to5Macによれば、最新iOSの 「iOS 13.3」 で、「Powerbeats 4 Wireless」 は 「Hey Siri」 をトリガーにしてSiriと会話ができる旨の記載が存在するとのこと。これは、次期 「Powerbeats Wireless」 に、Appleの独自ワイヤレスチップH1が搭載されることを意味する。
H1チップはAirPods(第2世代)やAirPods Proをはじめ、Appleのワイヤレスイヤホン・ヘッドホンに採用されているワイヤレスチップ。同チップが搭載されていることで、各種Apple製品とのペアリングが容易になるだけでなく、Hey Siriをサポートすることが可能になる。
完全ワイヤレスイヤホン 「Powerbeats Pro」
さらに9to5Macによると、受信メッセージの読み上げにも対応するとのこと。このことから、「Powerbeats 4 Wireless」 はBeats初の完全ワイヤレスイヤホン 「Powerbeats Pro」 と似た性能になる可能性が高い。「Powerbeats Pro」 と 「Powerbeats 4 Wireless」 の違いは左右のイヤホンが独立しているか、ケーブルで繋がっているか、ということになるのだろうか。
「Powerbeats 4 Wireless」 がいつ発売するのかは不明。ただし、「iOS 13.3」 で同デバイスが見つかっていることから、もしかすると近いうちに販売が開始されるのかもしれない。
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