次期iPhone XRのベンチマークスコアがGeekbenchで発見 RAM容量は4GB、シングルコアスコアが12〜13%向上

いよいよ来週に新型iPhoneが発表される予定だが、同発表を前に、次期iPhone XRのものと思われるベンチマークがGeekbenchから発見されている。

米メディアMacRumorsによると、発見されたベンチマークはこちらからアクセス可能。以前のリーク情報では、次期iPhone XRの内部コード名が 「N104」 、モデル番号が 「iPhone12,1」 になると伝えられており、今回のベンチマークのSystem Informationにも同じコード名とモデル番号が記載されていることから、本物である可能性はかなり高そうだ。

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次期iPhone XRのベンチマークスコアが発見

発見されたベンチマークでは、動作しているOSが「iOS 13.1」 となっていて、メモリ容量は4GB。現行のiPhone XRはメモリ容量が3GBであることから、今回は1GB分増量されていることが分かる。

現行のiPhone XRはカメラがシングルレンズで、次期iPhone XRではデュアルレンズになると噂されている。このことから、2つのカメラを同時に動かす必要のあるデュアルレンズカメラに対応するためにメモリが増量しているものとみられる。

また、System Informationを確認すると、プロセッサは6コアで2.66GHzで動作していることが確認できる。現行の 「A12 Bionic」 は2つの高性能コアと4つの高効率コアで6コア構成になっているが、 「A13」 も同じ構成になっている可能性が高そうだ。

ベンチマークスコアは、シングルコアスコアが5435、マルチコアスコアが11294。現行のiPhone XRのスコアと比べるとシングルコアスコアは12〜13%向上しているが、マルチコアスコアはそこまで伸びていないようだ。

  RAM容量 シングルコアスコア マルチコアスコア
iPhone XR 3GB 4786 11073
次期iPhone XR 4GB 5435 11294

これについて、Geekbenchの開発者であるJohn Poole氏は、サーマルスロットリング(CPUの温度が高くなりすぎた際に性能を抑えてCPUの温度を下げる機能)が発生して性能が抑えられている可能性があると指摘している。

今回発見されたベンチマークスコアが本物だとは現時点では断言できないが、上記で説明したとおり、本物である可能性はかなり高そうだ。次期iPhone XRの購入を検討している方は詳しくチェックしておこう。ベンチマークスコアはこちらからアクセス可能だ。

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