次期iPhoneは次世代通信規格 「Wi-Fi 6 (802.11ax)」 に対応すると、英BarclaysのアナリストBlaine Curtis氏が伝えている。
次期iPhoneは次世代通信規格 「Wi-Fi 6」 に対応
Wi-Fi 6は前規格802.11acから通信速度スループットが改善され、データ転送速度が30%向上、レイテンシは1/4となり、実質4倍以上のスピードで通信することができるとされる。また、バッテリー消費も抑えられる。この規格が早くも次世代iPhoneに搭載されるというのだ。
通信周りの話で言えば、2019年のiPhoneは5G通信に対応しないと言われている。これはiPhoneに搭載する予定の5G対応モデムチップの生産が2019年まで間に合わないことが主な原因。また、サービス開始当初は電波のカバレッジの問題もあり、5G通信への対応は1年遅らせる予定と報じられている。
しかし、次世代Wi-Fi通信への対応については話が別のようだ。Appleは、Wi-Fi通信規格を策定する業界団体 「Wi-Fi Alliance」 のメンバーで、それこそ 「Wi-Fi 6(802.11ax)」 の策定についても自ら積極的に関わってきたことから、次世代端末に積極的に搭載することを考えているのかもしれない。
ちなみに、「Wi-Fi 6(802.11ax)」 に対応したルーターはまだまだ数少ないが、米ラスベガスで開催されたCES 2019では多数のWi-Fi 6対応機器が発表されていたため、2019年はWi-Fi 6の普及が進む年となりそうだ。
iPhone、2020年に5G(第5世代移動通信システム)に対応か
国内外の大手通信キャリアが準備を進めている次世代移動通信システム、通称 「5G」 。同規格のサポートは2019年から開始される予定だが、対応するiPhoneが登場するのは1年後の2020年になりそうだ。 米メディアのBloombergは、A...
[ via MacRumors ]