iPhoneのバッテリー交換サービスを割引価格で提供するプログラムは間もなく終了するため、注意が必要だ。
このプログラムは、バッテリーが劣化したiPhoneが突然シャットダウンしてしまうことを防ぐため、Appleが意図的にiPhoneのプロセッサの処理能力を低下させていたことが明らかになり、批判を浴びたことから実施が決まった。
Apple、日本国内でもiPhoneのバッテリー交換の値引き対応を開始 通常8,800円が3,200円で可能に(18年12月まで)
先日、Appleはバッテリーが劣化した古いiPhoneの突然のシャットダウンを防ぐべく、意図的にプロセッサの処理能力を低下させていることを認める声明を発表。 Appleはユーザーへの説明が足りなかったとし、この件に関して謝罪しており、「iP...
当プログラムは2018年1月3日から、2019年12月31日まで実施される予定となっており、バッテリーの劣化具合に関わらず、Appleへの直接持ち込み、もしくは郵送でバッテリー交換が可能になっている。
バッテリー交換費用・対象機種は以下の通り。
端末名 | バッテリー交換費用 (12/31以前) |
バッテリー交換費用 (1/1以降) |
---|---|---|
iPhone X | 3,200円 | 7,800円 |
iPhone SE iPhone 6 / 6 Plus iPhone 6s / 6s Plus iPhone 7 / 7 Plus iPhone 8 / 8 Plus |
3,200円 | 5,400円 |
しかし、当プログラムがまもなく終わりを迎えることもあり、多くのユーザーが駆け込み式でAppleストアを訪れているようで、Genius Barの予約を取ることはかなり難しい状況となってしまっている。年末までどの店舗も予約で一杯だ。
なので、もしこれからiPhoneのバッテリー交換をしようと考えているなら、郵送による修理を選ぶ方が現実的だ。今なら、修理依頼から発送、修理からの返送まで、1週間から15日ほどで完了する。筆者も郵送によるバッテリー交換を利用したが、11月末に送った「iPhone 7 Plus」 が、翌月15日に帰ってきている。
配送による修理は以下から申し込むことが可能だ。