7月25日、Appleは「MacBook Pro 2018」に対して、「macOS High Sierra 10.13.6 追加アップデート」を配信した。
今回の追加アップデートは、以前から報告されていた「MacBook Pro 2018」に高負荷がかかった際にCPUの性能が一時的に制限(スロットリング)され、本来の性能を発揮することができない問題を解決する。
MacBook Pro 2018のスロットリング問題を解決
これまで、MacBook Pro 2018(特にCore i9搭載モデル)はコア数の増加などCPUのアップグレードで発生する熱が増えたが、排熱機構が従来から変わっていないために十分に排熱することができず、本体内温度の上昇を防ぐためにCPUが一時的にパフォーマンスを制限している可能性が指摘されていたが、実際のところはファームウェア設定(デジタルキー)にミスがあったとのこと。この追加アップデートをインストールすることで、ファームウェアのミスを修正することができ、高負荷時でも本来のCPU性能を発揮することができるようになる。
ちなみに、今回の問題でMacBook Pro 2018の購入者が最適なパフォーマンスを得ることができなかったことに対して、Appleは謝罪している。また、同アップデートをインストールすることで、プロセッサは13インチモデルの場合は従来比較2倍、15インチモデルの場合は70%の性能が向上するなど、Apple公式サイトに記載されている数字通りのパフォーマンスが得られるようになっているとのこと。MacBook Pro 2018を購入した方は是非導入してみていただきたい。
追加アップデートは、Core i9搭載の15インチモデルだけでなく、MacBook Pro 2018のすべての端末に配信されている。アップデートはMac App Storeから。
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