2017年11月8日、Appleは開発者向けにiOSのバージョン別普及率を公開した。11月時点では、「iOS 11」はデバイス全体の52%にインストールされていたことが判明していたが、本日12月6日にAppleは最新データを公開しているので紹介したい。
Appleが開発者向けに公開したデータによると、12月4日時点のiOSバージョン別シェアは以下のようになっている(カッコ内は前回11月6日時点)。
- iOS 11:59%(52%)
- iOS 10:33%(38%)
- iOS 9 : 8%(10%)
前回、初めて「iOS 11」の普及率が公開されてから1ヶ月が経過しているが、それ以降の普及率の伸びは7%程度、「iOS 10」の頃に比べると依然として遅い普及ペースとなっている。
この原因はおそらく「iOS 10」ほどの革新的な変化がないためだと予想されるが、その他にも「iOS 11」にはいくつかの大きな不具合が存在したことから、最新バージョンへの移行を様子見している方も中にはいるのではないだろうか。見つかった不具合は現在ではほぼ全てが修正されているので、安心して最新バージョンに移行していただければと思う。
ちなみに、今回Appleが発表したiOSの普及データに関しては、「iOS 10」のリリース以降定期的に発表されており、計測方法は「App Storeを訪れたユーザーのバージョンを調べる」という方法を用いているとのこと。