米TIME誌は、今年の発明品ベスト25に「iPhone X」や「ニンテンドースイッチ」を選出した。
毎年恒例となっている”The 25 Best Inventions”は、その年に生まれた発明品(製品)の中から画期的だった25個を選出する。昨年は、Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」が選出されていたが、2017年は世界的な大ヒットを記録した「ニンテンドースイッチ」や、発売以降しばらく品薄が継続している「iPhone X」が選ばれた。
「iPhone X」は世界で最も洗練されたスマートフォン
「iPhone X」に関して、TIME誌は端末全体が画面化し、顔認証を導入、ARに対応する最適なプロセッサを搭載するなど、”世界で最も洗練されたスマートフォン”に仕上がっていると絶賛。
同誌のインタビューで、「iPhone X」のデザイナーであるジョナサン・アイブ氏は、これまで当たり前だったホームボタンを廃止したことに関して、「未来を見据えた変更」であると説明しており、「iPhone 7」シリーズでイヤホンジャックを廃止したのと同じで、「過去の成功にしがみつくことはいずれ失敗につながる」とコメント。
Appleとしても新しい挑戦になったことは間違いないが、ユーザーからの感想などを見るかぎり、この目論見は成功したようだ。
TIME誌の2017年の発明品ベスト25はこちらから確認できる。今年発売した有名なものから、日本で未発売の優れた製品まで紹介されているので、少し気が早いかもしれないが、一足早く今年を振り返るという意味でも是非一度ご覧いただきたい。