Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」は、ワイヤレスチップ「W1」のおかげで、iPhoneなどApple製品とスムーズな連携ができる。Apple製品を愛用する人ならばとても便利な製品だ。
ただし、便利に使える反面、低音域が少し弱くパンチが足りなく感じられたり、装着感がイマイチよくないなどの問題も。わざわざ両耳のイヤホンをつなぐアクセサリを使用して落下を防いでいる人もいるかもしれない。
そんな2つの問題を改善できる方法があるようだ。昨年12月に投稿された動画「Apple AirPods Free HACK ! – Better Fit and More Bass !」内で公開されているとのこと。The Vergeが紹介している。
やり方は簡単、「AirPods」にイヤーピースを装着するだけ
公開されている動画によると、「AirPods」に市販のイヤーピースを装着するだけで、簡単に「AirPods」の装着感を向上させたり、低音域を増強できる。
使用するイヤーピースは16~18mm程度のものが「AirPods」のサイズ的にベストで、イヤーピースの装着の際には、「AirPods」が耳に装着されているかをチェックする「IRセンサー」を隠してしまわないよう、イヤーピース自体に穴を空ける必要があるとのこと。ただしこの作業はそこまで難しくなく、動画の手順に従えば問題なく穴を空けることができるだろう。
無事にイヤーピースに穴を空けることができたら、あとは「AirPods」にそれを装着するだけ。これらの問題点が気になっていた人はぜひこの方法を試してみよう。
ちなみに、イヤーピースを装着した「AirPods」はそのまま充電ケースに入れることができるようだが、蓋の開け閉めに若干の難あり。もし気になるようであればイヤーピースの装着は残念ながらオススメできないので、その点だけ注意していただければと思う。