発売から早くも10日が過ぎようとしている次世代端末「iPhone X」。同端末を使っているユーザーの感想は概ね良好なものが多い印象だが、それでも不満が一切無いわけではない。
例えば、顔認証機能「Face ID」の認識精度が甘かったり(人による?)、コントロールセンターを引っ張り出すのに苦労したり、そもそもホームボタン廃止によって導入された新ジェスチャーに慣れなかったりと。
この辺りは使い方を工夫することで改善できることかもしれないが、Appleは多くのユーザーに「iPhone X」を受け入れてもらえるよう、さらなるアップデートを予定しているようだ。
「iPhone X」はソフトウェアによってさらなる進化を遂げる
このことを明かしたのは、Appleの最高デザイン責任者であるジョナサン・アイブ氏。同氏は英雑誌Wallpaper*のインタビューで、Appleの新本社「Apple Park」のデザインやインテリアなどについて語っているのだが、さらに先日発売した「iPhone X」についても同インタビューの中で触れている。
アイブ氏は、「iPhone X」はソフトウェアによって進化の余地があり、12ヶ月後には今はまだできないことができるようになると発言。さらに、アイブ氏率いるデザインチームは常に新しい可能性を模索しており、「その中のうちのいくつかは現在の技術を超えたものである」のだという。
今回のインタビュー内では、どのような機能が追加されるのかについては明かされなかったようだが、アイブ氏の発言から何だか面白い機能が登場しそうな予感。今後1年間は「iPhone X」の新たな機能に注目したいところだ。
ちなみに、「iPhone X」は年内にも最大7.5Wのワイヤレス急速充電ができるようになるアップデートが予定されている。対応しているワイヤレス充電器を購入した方は、今後のアップデートを楽しみに待とう。