9月に発売した新型iPhoneの「iPhone 8 / 8 Plus」、そして今月3日に発売した「iPhone X」の3機種で、GPS位置情報が正確に反映されない不具合が発生しているようだ。
AppleInsiderによると、上記機種を使用しているユーザーの間で、地図アプリなどGPS機能を利用したときに、自身がいる位置と実際に画面に表示される現在位置がずれるなどの現象が発生していることが判明。
特に高速道路など早い速度で移動しているときに起きるケースが多く、現在位置がずれているためナビが間違った道を案内することもあるという。
「iOS 11.1」もしくは「iOS 11.2」で修正
この問題は位置情報サービス機能を一旦オフにしてから、再びオンに切り替えるなどの従来の問題解決法を使っても直らないとのこと。
ただし、「iOS 11.1」と「iOS 11.2」のベータ版を利用しているユーザーからは、GPSの不具合が修正されたとの報告も。正式版「iOS 11.1」で問題が修正されたという人もいれば、「iOS 11.2」で修正されたという人もいるため、どちらで修正されているのかは分からないが、少なくとも「iOS 11.2」では修正されているものとみられる。
「iOS 11.2」は現在、開発者向けにベータ版が提供されており、数週間以内に一般ユーザー向けにリリースされることになるはず。もし自身の端末で、位置情報のズレが発生している方は、Appleが提供する次のアップデートを待つといいかもしれない。