iMobieのPC/Mac向けiOSデータ転送ソフト「AnyTrans」は、音楽データをiOS端末からPCに移したり、アプリのデータをiOS端末から別のiOS端末に移動するなど、iTunesではできないような転送ができるiTunes代替アプリだ。
11月6日、開発元のiMobieは同ソフトのアップデートを公開。バージョン6.1では、新機能として「AirBackup」や、「iOS 11」から利用できるようになった写真フォーマット「HEIC」を変換する機能が追加されている。
1つ目の新機能「AirBackup」は、あらかじめ設定したスケジュールに従って、ワイヤレスでiPhoneの自動バックアップができる便利機能。使用している容量にもよるが、大体10分程度でバックアップは完了するとのこと。
また、バックアップファイルはAppleと同じ暗号化技術で保護されるため、セキュリティ性もバッチリだ。
2つ目の新機能は「iOS 11」から利用できるようになった写真フォーマット「HEIC」を他のデバイスでも閲覧可能な「JPG」などに変換する機能。
同じく「HEIC」に対応した「macOS High Sierra 10.13」が搭載されているMacなどで画像を見る分には構わないのだが、「HEIC」に対応していない端末では写真が閲覧できないということもしばしば。
そんな時には同機能で「HEIC」を「JPG」などのフォーマットに変換すれば、どの端末でも写真が閲覧できるようになる。このフォーマットは「JPG」以外にも自由に変更することが可能だ。
また、Live Photosを「GIF」「MP4」「M4V」のフォーマットに変換する機能も同時に追加されているようだ。これまでLive Photosを外部のサービスを使って変換していた人はぜひ活用していただければと思う。
バージョン6.1へのアップデートは、無料アップグレード権付のライセンスを所持している場合は無料で行うことができる。「AnyTrans」を利用している方はすぐにアップデートするようにしよう。
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