「iOS 11」のリリース以降、「iOS 11」にアップデートしたiPhoneのバッテリー持ちが悪くなったという声が上がっているが、もしかするとそれは次回に配信が予定されている「iOS 11.1」で改善されるかもしれない。
YouTubeチャンネルのiDeviceHelpが公開した動画によると、「iOS 11.1 beta 4」にアップデートしたiPhoneのバッテリー持ちが良くなっていることが判明した。
「iOS 11.1」ではバッテリー持ちが大幅に改善?
iDeviceHelpは、「iOS 11.0.3」をインストールしたiPhoneと「iOS 11.1 beta 4」をインストールしたiPhoneを用意し、それぞれのバッテリー持ちを検証。
用意したiPhoneは「iPhone 6 Plus」「iPhone 7 Plus」「iPhone 8 Plus」の3機種で、まずは「iOS 11.0.3」での駆動時間を計測し、次に「iOS 11.1 beta 4」にアップデートした後にもう一度駆動時間を計測した。
計測結果は以下のとおり。
iOS 11.0.3 | iOS 11.1 beta 4 | |
---|---|---|
iPhone 6 Plus | 4時間45分 | 7時間39分 |
iPhone 7 Plus | 4時間3分 | 6時間53分 |
iPhone 8 Plus | 4時間39分 | 8時間54分 |
「iOS 11.0.3」では、全てのiPhoneの駆動時間が4時間ほどだったのだが、「iOS 11.1 beta 4」では、どのiPhoneも6時間以上駆動しており、特に「iPhone 8 Plus」の駆動時間は「iOS 11.1 beta 4」になって2倍以上に伸びている。
もちろん、使用環境によって結果は少し変わってくるとは思うが、ここまで大きな差ができたことを考えると、おそらくは「iOS 11」にiPhoneのバッテリー持ちが悪くなる何らかの原因があったものと考えられる。
現時点での「iOS 11.1」の最新ベータ版は「iOS 11.1 beta 5」。そろそろ正式版のリリースが近くなっていると思うので、バッテリー持ちに不安を感じている人は正式版がリリースされたら、できるだけ早めにアップデートするようにしよう。
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