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現在、「iOS 11」の純正電卓アプリに不具合があることが判明した。「1+2+3」を入力すると本来であれば「6」であるはずなのに、なぜか「24」になってしまう。
MacRumorsによれば、この不具合は電卓アプリのアニメーションが原因であるとのこと。
ユーザーにタップしたことを認識させるためのアニメーションが邪魔をし、同アニメーションが終了するまで、画面のタップを認識することができず、「1+2」の入力後の「+」の入力をスキップしてしまうため、結果的に「1+23」の計算を行ってしまうとのこと。
この不具合は素早く入力することで起きる問題で、アニメーションの表示が終了してから入力すれば問題なく計算をすることができる。ただ、不具合のある電卓を使い続けるのはかなり危険な上に、「1+2+3」だけなく数字や演算記号を変えても同じ現象が起こるため、不具合が発生しているうちは同アプリを使用するのは控えた方が良さそうだ。
In case you’re tempted to write a Radar on this, 70+ people have beaten you to it. https://t.co/xrMwJHqHiH
— Chris Espinosa (@cdespinosa) 2017年10月24日
ちなみに、The Loopによるとすでに70人を超えるユーザーがAppleに不具合を報告しており、すでに同アプリの問題を認識しているとのこと。
当然ながら修正に向けて動いているものとみられる(最新のiOS 11.1 betaでは修正されていないため、iOS 11.1の正式リリースでも修正されない可能性あり)が、それまではサードパーティ製アプリを使ったり、Siriに計算をお願いしてみてもいいかもしれない。