Appleは総額10億ドルで、独自の映像コンテンツを生み出す計画であることは既報の通り。昨日には、Appleは映画の巨匠スティーブン・スピルバーグ氏と契約を結び、「Amazing Stories」の続編を製作する予定であることが明らかになっているが、これらのオリジナル映像コンテンツの製作本部を米ロサンゼルスに設置することを検討しているようだ。
不動産ウェブサイトのThe Real Deal によれば、AppleはWest LAのCulver Cityにある85,000平方フィートの土地をリースすることを計画しており、同地で高いクオリティのコンテンツの製作に取り組む予定であると伝えている。
Beats本社のすぐ近くに制作本部のための土地をリースか
同土地のリース料は、年間383万ドル。2018年のはじめころには、テナントとして入る準備が整うとのこと。Appleは独自コンテンツの制作を2018年から本格的に開始すると報道されていることから、時期的にはピッタリ。
新たにリースする土地は、Beatsの本社ビルからわずか1.2マイル程度しか離れていない。車で移動したとしても、7~8分程度で行き来できる距離だ。
これらのオフィスが近い理由は、独自の映像コンテンツが「Apple Music」を通じて配信されるからだろう。すでに公開されてきた独自映像コンテンツ(Planet of the AppsやCarpool Karaokeなど)も、Apple Muisicの有料会員だけが視聴することができた。
冒頭でも触れたように、Appleはかの有名なオスカー監督にメガホンを取ってもらい、30年前の名作を現代に蘇らせる計画であることが明らかになっている。制作費は5000万ドル程度で、独自コンテンツ制作にかかる総予算の1/20を消化するとみられる。
残る予算を何に使うかはまだ明らかになっていないが、これらの全ては、LAの85,000平方フィートの土地で生み出されることになりそうだ。
[ via 9to5Mac ]