本日、Appleは開発者向けにiOSの最新ベータ版「iOS 11.1 Beta 2(15B5078e)」を公開している。
同ベータ版では先日の予告通り、新しい絵文字が大量に追加されているほか、幾つのか変更点があるようだ。
3D Touchを使ったアプリスイッチャー機能が復活
「iOS 11.1 beta 2」では、これまでよりも表情豊かな笑顔マーク、性別によらないキャラクター、服装の種類、食物の種類、動物、想像上の生き物など数百種類以上の絵文字が追加されているとのこと。
また、今回のベータによって3D Touchによるアプリスイッチャー機能も復活している。同機能は、画面左端を押し込む(3D Touch)ことによって、アプリの切り替えができる機能。「iOS 11.0」で「技術的な制約」から削除されていた同機能だが、今回のベータ版でその技術的な制約を乗り越えることができたのだろうか。
ベータ版で問題がないようであれば、正式版「iOS 11.1」で同機能は復活するはず。筆者もよく使っていた機能なため、復活は地味に嬉しい。
You can also 3D Touch from SpringBoard hard to invoke the switcher, light and swipe to go to the previous app pic.twitter.com/s4IQHyTDre
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年10月9日
3D Touch multitasking also works like the iPhone X app switcher gesture. Stop in the middle of it to invoke the switcher. pic.twitter.com/SgAXl6KggJ
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年10月9日
ちなみに、今回復活したアプリスイッチャーは若干機能が進化しているようだ。以前は深く押し込むことでアプリの切り替えが可能だったが、これに加えて浅くプレスし、右にスワイプすることで前のアプリに戻ることができるとのこと。さらに、アニメーション表示も「iPhone X」のアプリスイッチャー風に置き換えられており、「iPhone X」でも同機能が利用できるようになっているようだ。
ちなみに、開発者向けだけでなくパブリックベータ版「iOS 11.1 Public Beta 2」も公開されている。テスターの方々は、ぜひ最新iOSベータを試してみていただきたい。