米国時間25日、Appleは突如としてSiriのデフォルト検索エンジンを、BingからGoogle検索に変更した。iOS内の検索機能(旧Spotlight)や、MacのSpotlight機能のウェブ検索についても、MicrosoftのBingからGoogle検索に置き換わっているようだ。
これを伝えているのは、TechCrunch。Siriに何かを尋ねたとき、これまではBingの検索結果を基に情報を表示していたのだが、今後はGoogle検索の結果が反映されることになる。
SiriやSpotlightのWeb検索が全てGoogle検索に変更
ご存知の方も多いと思うが、Siriは2013年までGoogle検索をデフォルトの検索エンジンに採用していた。
しかし、Appleは2013年に、Siriの検索エンジンをGoogle検索からBingに乗り換えている。この理由は明らかになっていないが、当時はGoogleへの依存度を下げるためではないかと予想されていた。
この変更は今日から実施され、全てのユーザーに適用される予定。ちなみに、TechCrunchによると、Appleは今回の変更を行った理由は、通常の検索とSiriの検索結果に一貫性を持たせるためだったとのこと(Safariなどの検索エンジンはデフォルトがGoogle検索)。
筆者の環境でも、すでにBingからGoogle検索に変更されていたので試用してみたのだが、検索結果はBingの時からほぼ変わらなかったため、一般ユーザー目線ではそこまで大きな影響はなさそうだ。