米Boseは現地時間21日、新型ワイヤレスイヤホン「SoundSport Free」と新型ワイヤレスヘッドホン「QuietComfort 35 wireless headphones II」を発表。前者のワイヤレスイヤホンはBose社初のケーブルが一切存在しない完全ワイヤレスイヤホンとなった。
SoundSport Free
今回発表された新型ワイヤレスイヤホンの「SoundSport Free」は、Appleの「AirPods」のように、左右が独立した完全分離型イヤホン。新開発のアンテナを搭載したことで、左右のBluetoothの安定性を向上。さらに、DSP技術を搭載し、最適な音質を提供する。
重さは片耳で約0.35オンス(約10グラム)。バッテリー駆動時間は最大5時間だが、10時間分のバッテリー容量を搭載した充電ケースが付属するため、適宜充電することで最大15時間使用することができる計算だ。
さらに紛失した時も安心。スマホアプリ「Bose Connect App」を利用すれば、最後に接続できていた場所の位置を表示する機能「Find My Buds」を搭載しており、紛失した時間も確認することができる。
スポーツ利用も考慮して、防水性能もIPX4。さらに、装着感にこだわっており、StayHear+チップが採用されている。
カラーラインナップはBlack(ブラックモデル)とMidnight Blue and Yellow Citron(ミッドナイトブルー&イエローシトロン)の2種類。価格は249.95ドルで、ブラックモデルは10月上旬に発売し、ミッドナイトブルー&イエローシトロンは今年の後半にリリースされる予定。
QuietComfort 35 II wireless headphones
「QC35 II」は、16年に発売したノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドホン「QuietComfort 35 wireless headphones」の改良版モデル。新たに人工音声アシスタント機能「Googleアシスタント」を搭載した。
左側のハウジングに用意されたボタンを押すことで音声アシスタントを呼び出すことが可能。リマインダーやカレンダーの確認、通話やメッセージの送信などがヘッドホンを装着したまま利用することができる。ちなみに、以前のモデルでもAppleの「Siri」を利用することはできた。
バッテリー駆動時間は最大20時間、カラーラインナップは従来モデルと同様、ブラックとシルバーの2種類となっている。価格は349.95ドル、こちらは今月21日(現地時間)から販売開始される予定。