今月12日(日本では13日)に発表が予定されている新型iPhoneのプレミアムモデル「iPhone X」。
同端末はホームボタンが廃止されることで、指紋認証機能「Touch ID」が廃止、代わりに「Face ID」と呼ばれる顔認証機能が搭載されることが明らかになっていたが、この「Face ID」の初回セットアップ方法について、いくつかの情報が公開されているので、詳しく紹介しようと思う。
「Face ID」の初回セットアップ方法が判明
本日、「iOS 11」のGM版を入手し解析中の9to5Macは「Here’s how setting up Face ID on the iPhone 8 will work(英文)」という記事を公開。同記事で「iOS 11 GM」の解析によって明らかになった「Face ID」のセットアップに関する情報が記載されている。
「Face ID」の初回セットアップは割と簡単。「iPhone X」の画面を自分の顔に向けた状態で、顔の高さまで持ち上げる。そして、顔から20cmから25cm程度離れた位置から、グルグルと円を書くように顔を動かす。これを2回繰り返すことで、顔のスキャンが完了する仕組みになっているようだ。
本日午後には、「Face ID」用とみられるアニメーションが発見されていたが、おそらくこの初回セットアップ時に表示されるものとみて間違い無いだろう。
ちなみに、9to5Macによれば、この初回セットアップは途中で中断することが可能になっているとのこと。中断後も、同セットアップも再開できるようになっているようだ。
この顔認証「Face ID」は、画面のロック解除や「Apple Pay」などに使えることが明らかになっているが、そのほかにもユーザーが画面を見ていることをiPhone側で認識することができるため、一定時間で画面が暗くなることを防げるとのこと。Kindeなどの電子書籍を読んでいるときなどに便利な機能かもしれない。
ちなみに、「設定」アプリ内に「Face IDとパスコード」という項目が追加される予定。「Face ID」関連の設定は、この項目で全てできるようになっているものと予想される。
以下、「iOS 11 GM」から判明していること。
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— NANA@夏イベ掘り完遂 (@NANA_CoRRiENTE) 2017年9月9日