Appleが今秋に発売を予定している3つの新型iPhoneの「iPhone 8」と「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」。
これらの端末は今月22日に発売することが予想されていたが、Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)によると、3つの端末のうち最上位モデルの「iPhone 8」だけは発売時期が10月ずれ込む可能性があると伝えている。
「iPhone 8」の出荷は10月に その他の2モデルは9月中に発売
Macお宝鑑定団Blogは、今年8月に「次期iPhoneの製品名はiPhone 8で統一?」という記事を投稿していたが、同記事を更新する形で、次期モデルの発売日について詳細を伝えている。
同ブログが台湾サプライヤーから得た情報によると、「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」は例年通り9月末に発売する予定で、具体的には9月22日になるとのこと(同ブログは上記端末をiPhone 8 / 8 Plusと記載)。
さらに、最上位モデルの「iPhone 8(iPhone 8 Edition)」に関しては生産開始時期が9月になることから、出荷は10月になる予定であると伝えている。
つまり、最短でも手に入れられるのは10月で、「iPhone 7s」シリーズよりも発売が遅れることになるという。
「iPhone 8」は製造の難しさなど多くの問題を抱えていたことから、発売が例年よりも遅れると伝えられていた時期があったが、各国の大手携帯販売会社から情報が漏れ伝わっていたこともあり、最近では9月22日に発売するという情報が最も有力とされていた。
しかし、ここにきて10月に発売する可能性が再浮上。ちなみに、WSJも「iPhone 8」は製造上の問題で1ヶ月近く製造スケジュールが遅れていると報じている上に、今月5日にはDigiTimesが「iPhone 8」の生産体制について言及。DigiTimesは量産開始が10月前後になると伝えている。
DigiTimesによると、9月末の時点で「iPhone 8」の生産数は500万台に留まるとのこと。当然、500万台では世界の需要を満たすことができないため、9月に発売できたとしても猛烈な供給不足に見舞われるだろう。
Macお宝鑑定団Blogは「iPhone 8」の生産は9月に開始されると伝えていることから、DigiTimesの報道とは多少のズレがある気もするが、いずれにしても「iPhone 8」の出荷は遅れ、発売当初は入手が難しくなることに変わりはなさそうだ。
[ via AppleInsider ]