画像編集アプリ「Pixelmator」シリーズの開発を行なっているPixelmator Teamが、新しいグラフィックツールの開発を行なっていることを発表した。
2017年後半に、Appleの機械学習技術「Core ML」を使用した「Pixelmator Pro」をMac向けに発売する予定。Mac App Storeからダウンロードが可能になるようだ。
Pixelmator Teamは、これまでにもiOS/Mac向けに「Pixelmator」というグラフィックツールを販売していたが、現在開発中の「Pixelmator Pro」は、Macのリソースを最大限に活かすよう、「Metal 2」や「Core Image」「OpenGL」を使用しているとのこと。
「Metal 2」を利用することで、レタッチや、100を超えるブラシやシェイプ、選択ツールが使えるほか、機械学習技術「Core ML」で人物の検出や自動水平調整、オブジェクトのクイック検出機能が利用できる。
さらに、HEIFフォーマットやマルチRawレイヤーをサポート。Adobe Photoshop ファイルも対応する。
この「Pixelmator Pro」は、2017年後半にリリースが予定されており、Mac App Storeで独占的に販売される予定。価格については正式発表されていないが、開発者のAndrius Gailiunas氏によると、なるべく手頃な価格設定(参考:Pixelmator for Macは3,600円)にする予定であるとのこと。
ちなみに、iPad版「Pixelmator Pro for iPad」のリリースも予定されているようだが、こちらも価格など詳しい情報については明らかになっていない。
また、現在販売されているiOS/Mac版「Pixelmator」については、これからも並行して販売・アップデートが行われる予定。今後は「Pixelmator Pro」をプロ向け、「Pixelmator」をエントリー向けとして販売していくようだ。
[ via The Verge ]