今月2日、開発者向けに公開された「HomePod」のファームウェアから、「Apple Watch」のワークアウトに、「スキー」や「ダウンヒル」を含む多数の新ワークアウトが追加される可能性があることが明らかになっていたが、これに新情報が追加だ。
iHelp BRによると、「iOS 11」の最新ベータ版「iOS 11 beta 7」には隠されたワークアウト用のアイコンが用意されていることが判明している。
こちらが「iOS 11 beta 7」で見つかった画像の数々。バドミントンやサッカー、クリケットなど多数のスポーツを彷彿とさせるアイコンがズラリと並んでいるのがお分かりいただけるだろうか。
これらは現行の「iOS 10」や「watchOS 3」では存在しないデータで、当然ながらこれらのスポーツ用に用意されたワークアウトも存在しない。おそらく「iOS 11」と「watchOS 4」で追加される新ワークアウトのために用意されたものであると予想される。
iHelp BRによると、今回見つかった画像から以下のワークアウトが追加される可能性があるようだ。
- 野球
- バスケットボール
- ボーリング
- ボクシング
- クライミング
- コアトレーニング
- クリケット
- クロスカントリースキー
- クロストレーニング
- カーリング
- ダンス/ダンスインスピレーショントレーニング
- ダウンヒルスキー
- フェンシング
- 釣り
- 柔軟運動(ストレッチ)
- フットボール
- ファンクショナル・トレーニング
- ゴルフ
- 体操
- セーリング
- スキー
- スケート
- パドルスロート
- ピラティス
- 縄跳び
- キックボクシング
- ラクロス
これはあくまでベータ版から発見された情報で、正式版で実装される予定なのかは分からない。
ただひとつ気になるのは、開発者向けに公開されているwatchOSの最新ベータ版「watchOS 4 beta 7」で、これらのワークアウトが追加されていないこと。つまり、これらの新ワークアウトが実装される予定だとしても、来月に発表される次期「Apple Watch」に限定して提供される可能性があるということだ。
次期「Apple Watch」に関して、スポーツ向けの新機能が搭載されるという噂は今のところ存在しないが、もしかすると何かしらの新機能が搭載される予定なのかもしれない。
ちなみに、昨年発売した「Apple Watch Series 2」では防水性能を高め、新しく「オープンウォータースイミング」というワークアウトが追加されている。
次期「Apple Watch」については、そのほかにもLTEモデルが用意される可能性、そして血糖値を測るためのセンサーが新たに搭載される可能性が指摘されている。デザインの変更を伴う可能性があるが従来デザインから大きく変わることはないとも言われており、従来のバンドを引き続き利用できるものと予想されている。
発表イベントは来月12日に開催されることが予想されているが、当のAppleからはまだ正式なアナウンスは行われていない。
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