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次期iPhoneのプレミアムモデル「iPhone 8」は、顔認証機能やワイヤレス充電機能など新機能の搭載も含めて、様々な変更が行われることがすでに判明している。
これらの新機能が搭載されることで、「iPhone 8」は今まで以上に便利に使えるようになる可能性が高いわけだが、心配なのがコストの上昇。著名アナリストたちの予測では、「iPhone 8」は1,000ドルを超えるといった情報も存在したが、米New York Timesは、「iPhone 8」を買うには最安モデルでも約1,000ドルが必要になると報じている。
「iPhone 8」の価格は最安999ドルから、日本円にすると11万円を超える可能性
New York Timesによれば、「iPhone 8」の価格は最低でも999ドル、日本円にすると約11万円程度(1ドル=110円で計算)。これまでに発売されたiPhoneの中で最も高い価格設定になる。
これはあくまでもストレージ容量が最少のモデルを選択した時の話で、当然ながらストレージ容量が大きくなれば、さらに価格は高くなることに。最もストレージ容量が大きいモデルでは、1,200ドルを超えることもあるのかもしれない。
「iPhone 8」はもともと10周年を記念したプレミアムモデルとして発売と噂されている。そして、これとは別に従来のiPhoneのアップグレードモデル「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」が、「iPhone 8」と同時に発売する可能性が濃厚。
「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」の価格は不明だが、おそらく現行モデルの「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」と同じ、もしくは廉価モデルとして少し安い価格設定になるだろう。
画面サイズ | 現行モデル | 今秋発売モデル |
---|---|---|
4.7インチ | iPhone 7 649ドル〜 |
iPhone 7s 価格は不明 |
5.5インチ | iPhone 7 Plus 769ドル〜 |
iPhone 7s Plus 価格は不明 |
5.8インチ | – | iPhone 8 999ドル〜? |
プレミアムモデルとして販売される「iPhone 8」が「iPhone 7s」シリーズよりも価格が高いのは当然。しかも「iPhone 8」の場合は、ワイヤレス充電機能や有機ELディスプレイなどで製造コストが大幅に上昇する可能性がある。
今回のNew York Timesの報道に関しては情報源が明らかにされていないため真相は不明。ただし、「iPhone 8」の購入を考えている方は、今年の秋に11万円を超える出費が必要になる可能性を考慮しておくべきだろう。
ちなみに、昨日Samsungから発表された最新スマートフォン「Galaxy Note 8」の価格は最少ストレージモデル(64GB)で930ドル。今回のNew York Times報道が正しいならば、ストレージ容量が違えど、「iPhone 8」は「Galaxy Note 8」に比べて69ドルも高いことに。
「iPhone 8」の価格が高いと見るか、それとも妥当と見るか。皆さんはどうお考えだろうか。
[ via AppleInsider ]