今秋、Appleは3つの新型iPhoneを発表する予定であることが業界の内外で大きな話題となっている。完全なる新デザインを採用した期待の「iPhone 8」の他に、現行モデルのアップグレード機種「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」を発売することが予想されているが、そのうちの「iPhone 7」の本体のサイズが明らかになっている。
ドイツのGiga Appleは「iPhone 7s」の寸法を書き記したドキュメントを入手したとのこと。これによると、「iPhone 7s」のサイズは以下の通りになるようだ。
端末名 | iPhone 7s | iPhone 7 |
---|---|---|
縦幅 | 138.44mm | 138.31mm |
横幅 | 67.27mm | 67.14mm |
高さ | 7.21mm | 7.1mm |
高さ(カメラ部分を含める) | 7.92mm | 8.18mm |
これまでも、「iPhone 7s」に関しては「iPhone 7」から端末サイズが若干大きくなると言われているが、やはりそれは事実のようだ。
全体的に0.11mmから0.33mm程度大きくなる予定で、おそらく「iPhone 7」用のケースなど一部のアクセサリは流用することができないことが予想される。
なぜ端末サイズが大きくなるのかについての詳しい理由については現段階では不明となっているが、おそらく背面パネルが金属ではなくガラス製になること、そしてワイヤレス充電用のパーツが新たに採用されるなど一部デザインの変更や新機能の搭載のために、僅かながら端末サイズが大きくなることは避けられなかったものとみられる。
ただし、表を見ていただければお分かりいただけると思うのだが、カメラを含めた厚さは「iPhone 7s」の方が薄くなる。今まではiSightカメラの出っ張りは1mm以上あったのが、「iPhone 7s」では0.71mmに。つまり、カメラは小型化する可能性があり、今までよりも出っ張りが少なくなることが予想される。
ここ数年のiPhoneで当たり前だったカメラの出っ張りがあまり好きではなかった人にとって、今回の情報は少々嬉しいものと言えるのかもしれない。
ちなみに、次期iPhoneの名称に関しては未だに確定できておらず、噂では「iPhone 7s / 7s Plus」と「iPhone 8」の3モデルが有力だが、先日の情報では「iPhone 8 / 8 Plus」「iPhone 8 Edition」の3つになる可能性があると指摘されている。
また新型iPhoneのカラーのラインナップは、ブラックとシルバー、ゴールドの3色になることが予想されているが、「iPhone 7s」シリーズに関しても同様なのかどうかについては、情報が少ないため現段階では不明となっている。
[ via 9to5Mac ]