本日、Appleはデベロッパー向けに「iOS 11」の最新ベータ版となる「iOS 11 beta 4」をリリースしているが、同バージョンの新機能や変更点が早くも判明した。
MacRumorsによると、「iOS 11 beta 4」ではロック画面の通知をスワイプすることでその通知を開くことができるようになったり、一部のアイコンが変更されているとのこと。以下、画像入りで1つずつ紹介していくので、じっくり確認してみてほしい。
①ロック画面や通知センターの通知をスワイプすることで詳細を開くことが可能に
「iOS 11 beta 3」までは、ロック画面や通知センターに表示されている通知はスワイプで表示・消去することができなかったが、今回の「beta 4」からは再びスワイプ操作ができるようになっている。
これにより、「iOS 10」のように右スワイプで詳細を表示したり、左スワイプで通知を消去したりすることが可能に。また、通知をタップすることで詳細を確認することができるようになっているようだ。
通知をタップしたり、右スワイプした際には、新たに「Touch ID」もしくはパスコードを使ってデバイスのロックを解除する画面が表示されるようになっているので、セキュリティ面も安心だ。
②「連絡先」「リマインダー」「メモ帳」のアプリアイコンが変更に
標準アプリの「連絡先」「リマインダー」「メモ帳」のアプリアイコンのデザインが変更に。
例えば「連絡先」は男性だけを模したアイコンから、男性と女性の両方を模したアイコンになっていたり、リマインダーは右から左に読む言語を意識したりと、ノーマライゼーションを考えたアイコンに変更されているようだ。
③「設定」アプリの[一般]>[情報]に表示される「容量」がデバイスの総容量で表示されるように
これまで、「設定」アプリの[一般]>[情報]に表示される「容量」はデバイスの総容量からiOSの容量分を差し引いた数値が表示されていたのだが、今回から総容量が表示されるように変更になったようだ。
④「設定」アプリの[一般]に新たに「AirDrop」という項目が追加
「設定」アプリに新たに「AirDrop」の項目が追加になり、ここからAirDropをオフにしたり、有効にする範囲を全員もしくは連絡先に限定することができるように。
この設定はコントロールセンターのAirDrop部分からしか変更できなかったのが、今回からは「設定」アプリからも変更できるようになったようだ。
このほかにも、「設定」アプリの[アカウントとパスワード]の鍵アイコンが水平方向ではなく垂直方向に表示されるようになっていたり、画面左上のWi-Fiの電波アイコンが若干太くなっているなどの変更点やバグフィックスなどが行われているようだ。
「iOS 11 beta 4」はすでにデベロッパー向けにリリースされているが、今回の変更を含むパブリックベータ版「iOS 11 Public beta 4」のリリースは現時点では行われていない。
おそらく今週か来週あたりにはリリースされることが予想されるので、パブリックベータテスターの方々はリリースを楽しみにしておこう。