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新型iPhone用ワイヤレス充電機、iPhone本体の発売から遅れる可能性 「iOS 11.1」と同時リリースも

今秋に発売が予定されている「iPhone 8」や「iPhone 7s / 7s Plus」。これらには充電ケーブルを介さずに充電ができるワイヤレス充電機能が搭載されると噂されているが、どうやらワイヤレス充電機能は、本体の発売時には利用できない可能性があるようだ。

これを伝えているのは、Daring FireballのJohn Gruber氏。彼によると、新型iPhoneのワイヤレス充電機は本体と別売りで販売されることになるが、「iOS 11.1」のリリースまで発売が遅れる可能性があるという。

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「iPhone 7 Plus」の「ポートレートモード」のように遅れて導入?

このワイヤレス充電機に関して、John Gruber氏は「iPhone 7 Plus」のポートレートモードのように遅れてリリースされる可能性について触れている。

ポートレートモードは「iPhone 7 Plus」のデュアルレンズカメラを利用した遠近感のある写真が撮影できるカメラモードだが、「iPhone 7 Plus」の発売当初はこの機能を利用することができず。その後の「iOS 10.1」のリリースで、初めてベータ版ポートレートモードが利用できるようになった。

Gruber氏によれば、ワイヤレス充電機は次期iPhoneの発売直後は利用できず、「iOS 11.1」のリリースで利用できるようになるとのこと。ただし、この遅れはソフトウェアに由来するものなのか、それともハードウェアに由来するものなのかは不明としている。

Appleが用意しているワイヤレス充電機能は国際標準規格「Qi」に即したものなると噂されているが、そもそもの話、この「Qi」を利用することができるかどうかは現時点では不明とされている。Appleは純正のワイヤレス充電機を用意しているようだが、サードパーティ製のワイヤレス充電機を利用できるかについては明らかになっていない。

ただ、今年の2月にAppleはワイヤレス充電の国際規格を策定する「WPC」のメンバーになっていることから、「Qi」が利用できる可能性は十分ありそう。そうなると、問題はソフトウェア側にあるのだろうか。

ちなみに、Gruber氏は今後3週間のうちに状況が変わる可能性があり、近いうちにワイヤレス充電に関する問題が解消されるかもしれないとも伝えている。

Appleは今年秋に3つのiPhoneを投入しようとしている。まずはプレミアムモデルの「iPhone 8」と、現行機種のアップグレードモデルの「iPhone 7s / 7s Plus」の3種類。

かねてから「iPhone 8」にはワイヤレス充電機能が搭載されると噂されてきたが、最近ではそのほかの2機種についても搭載が噂されている状況。背面がガラスパネルになることで、電波による充電をサポートするという。

期待のワイヤレス充電がこの秋に利用できるようになるのか、それとも多少遅れるのかなど現状では分からないことばかりだが、これらの情報を踏まえると新型iPhoneにワイヤレス充電機能が搭載されるのは確定的と言える。

あと気になるのは同機能の仕様がどうなるのか、これについては今後の情報に期待するしかなさそうだ。

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[ via MacRumors ]