先日行われた「WWDC 2017」の基調講演では、10.5インチ「iPad Pro」や「iMac Pro」、「HomePod」などの新製品に加え、Mac製品の大量アップグレードが一気に発表された。
あまりにも大量の製品が発表されたことで、現在はMacやiPadの方に目が向いてしまいがちだが、今度は今秋発売が予想されている新型iPhoneの情報が登場。「iPhone 8」と「iPhone 7s Plus」の最新の図面が公開されている。
「iPhone 8」と「iPhone 7s Plus」のデザインやサイズが分かる図面が公開
新情報を公開したのは、これまでにiPhone関連のリーク情報を何度も提供しているBenjamin Geskin氏(@VenyaGeskin1)。同氏が公開したのは、ツイートにも記載されている通り「iPhone 8」と「iPhone 7s Plus」の最新の図面だ。
「iPhone 8」の図面はこれまでの情報どおりで、縦並びになったデュアルレンズカメラや縦に長くなった電源/スリープボタンが特徴的。
そして、こちらが同時に公開された「iPhone 7s Plus」の図面。デザインはほぼ「iPhone 7 Plus」から変更点はないようなので、やはりアップグレードモデルになる可能性が高そう。
どちらの図面にも詳細なサイズが書き込まれており、本体サイズは「iPhone 8」が高さ143.4 × 幅70.77mmで、「iPhone 7s Plus」が高さ158.38 × 幅78.1mm。現行モデルのサイズと並べてみると以下のようになる。
端末名 | 高さ | 幅 | 厚さ |
---|---|---|---|
iPhone 7 | 138.3 mm | 67.1 mm | 7.1 mm |
iPhone 7 Plus | 158.2 mm | 77.9 mm | 7.3 mm |
iPhone 7s Plus | 158.38 mm | 78.1 mm | ? |
iPhone 8 | 143.4 mm | 70.77 mm | 7.51 mm |
現行機種の「iPhone 7 Plus」と「iPhone 7s Plus」はほんの僅かなサイズ差がある程度。実際に手に持ったところでそこまで大きく変化を感じることはなさそうだ。
ただ、気になるのは「iPhone 8」のサイズ。参考として、6月2日にGeskin氏が公開していた図面は高さが135.08mm、幅が62.46mmだったが、これと比べると今回の図面のサイズは若干大きい。
前のリークの図面が偽物だった可能性もあるのでなんとも言えないが、もう少し他の図面が出てくるまで「iPhone 8」のサイズは決めつけない方が良いかもしれない。