「WWDC 2017」の基調講演後、デベロッパー向けに「iOS 11」のベータ版となる「iOS 11 Beta」がリリースされた。
同ベータ版を早速インストールしたデベロッパーの方々により、「iOS 11」の細かい仕様が次々と明らかになっている状態だが、今回はFLAC形式の音楽ファイルを再生できるようになったと米Redditのユーザーが伝えている。
「iOS 11」では、純正ファイラーアプリ「Files」上でFLAC形式のファイルが再生可能に
FLAC形式とは、可逆圧縮の音声ファイルフォーマットのことで、ファイルをデコードすることで元の音源を完全に復元することができるというものだ。
このFLAC形式が「iOS 11」でサポートされており、純正のファイラーアプリ「Files」上にFLAC形式のファイルを保存しておくことで、iOS端末上で再生できるようになっていることが判明した。ちなみに、この投稿者は「iPhone 6s Plus」でテストを行ったと報告している。
[ img via Steve T-S ]
あくまで「Files」上での再生に対応しただけで、普段音楽を再生する上でお世話になっている「Music」アプリでは再生されていないというのは気になるところだが、いずれはサポートが行われる可能性もある。
この投稿者は、9月に「iTunes」がFLAC形式をサポートするだろうと発言しているようだが、実際にサポートされれば、今後は高音質なFLACファイルで音楽を楽しむことができるようになる。FLAC形式を心から愛してやまないユーザーは楽しみにしておこう。
[ via 9to5Mac ]