今秋リリースが予定されている次期iPhoneのプレミアムモデル「iPhone 8」。「ワイヤレス充電」やら「3Dセンサー」の搭載など多くの新機能が搭載される見込みだが、様々なリーク者からの情報からは外見上の変化も多いと指摘されている。
例えば、ディスプレイエリアの拡大について。「iPhone 8」はホームボタンが廃止されると言われているわけだが、それに伴い画面が端末の縁ギリギリまで拡大するベゼルレスデザインになるというのが最も有力な情報だ。
気になる「iPhone 8」の画面サイズは、KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏によれば全体で5.8インチ。「MacBook Pro」で採用された「Touch Bar」のような「ファンクションエリア」が0.65インチ。通常の画面サイズが5.15インチになると言われていたが、ここ最近、iPhoneのリーク情報を大量に投下しているBenjamin Geskin氏(@VenyaGeskin1)によれば、このディスプレイサイズは若干異なる可能性があるようだ。
「iPhone 8」の詳細なディスプレイサイズが判明?
同氏は、Twitterで「iPhone 8」の開発図面?を公開。この画像には、「iPhone 8」の詳細なサイズが書き込まれており、ディスプレイサイズについて言及している。
Geskin氏によると「iPhone 8」のディスプレイは対角寸法が143.77mm。これをインチに変換すると5.66インチほどになる。そして、「2.5Dラウンドエッジ加工」されたベゼル部分も含めた端末全体の対角寸法は、およそ5.8インチになる計算だ。
これが本当だとすれば、「iPhone 8」のディスプレイサイズは、5.5インチのディスプレイを持つ「iPhone 7 Plus」よりも大きくなることに。
ただ、少し気になるのはGeskin氏自身が5月10日に公開した情報では、「iPhone 8」のディスプレイサイズは5.8インチになると伝えていた。そして、リーク情報に定評のあるKGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏が唱えた画面サイズとも若干異なり、KK低调氏の唱えた5.768インチというサイズ感とも違う。
今回、Geskin氏の伝えているディスプレイサイズが本当に正しいのかどうかは現時点で判別がつかないものの、ここ最近はほとんど「iPhone 8」のディスプレイサイズに関する情報が出てきていないことから、今回の情報はAppleの最終決定案を反映させたものである可能性がある。
今まで「iPhone 8」はディスプレイサイズが、「iPhone 7」くらいの大きさで、「iPhone 7 Plus」ほどの大画面が楽しめると言われていたが、、もしかするとそれ以上にディスプレイサイズが拡大するのかもしれない。
ただ、個人的に気になるのはホームボタンが廃止されたことによって生まれる「ファンクションエリア」の領域は一体どの程度のサイズになるのか。このファンクションエリアは、ソフトウェアによる擬似的なホームボタンなどが配置される重要なエリアとなりそうだが、今回の情報ではこれに深くは触れられていない。